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ポートフォリオ「Toury」を作成した経緯

まず、お忙しい中こちらの投稿を読んでいただきありがとうございます。

「Tourly」という、旅行プランをユーザー同士でシェアできるSNS型WEBアプリケーションを現在制作中です。このアプリケーションを作成するにあたり、いろいろな思いがあるのですがプロフィールには記載しきれないので、こちらに書かせていただきます

【作成の経緯】

《前職のカフェの問題点》

前職でカフェ店員をやっていたのですが、私の所属している店は地元の方々に愛されるカフェでした。客層はご家族やシニアのお客様が多く、収穫された野菜が当店に頻繁におすそわけされるような、いい意味でスタッフとお客様の距離の近いカフェでした。

しかし、重大な問題点もありました。週に1回のミーティングで挙げられる議題は「県外のお客様が極端に少ない」ということでした。ミーティングでは「地元の食材を使ったメニューを増やそう」という結論になるのですが、効果はなく、、

《問題の原因・仮説》

結論から言うと原因は「当店にご来店するまで、もしくは当店を出た後に行く場所の候補がない」ということでした。詳しく説明いたしますと、まず、「県外からお越し頂くお客様」には

① 当店のコアなファンで、当店にお越し頂くためだけに県外から来る

② 当店のライトなファンで、他にも目的地があり、その一つが当店である」

の2パターンがあるではないかと考え、当店の場合①と②のお客様の割合はどのようになっているのだろうと考えました。

その後私は、②に該当するお客様が少ないのではないか?と仮説を立てました。理由は県外からお越し頂いたお客様のSNSの投稿を見ていると、どのお客様も、当店にお越し頂いた日のお客様の投稿は、当店のメニューの写真のみで、他のスポットの写真がなかったからです。私はこの事実から、「県外からお越し頂くお客様は、当店に来店するためだけにお越し頂いた①に該当するお客様が多い」と判断しました。

一般的な飲食店の客数の比は、ライトなファン>コアなファンとなることが多いので、当店において、当初の県外のお客様にたくさんお越しいただくという目的を達成するには、ライトなファンを集客するために尽力するべきではないかというのが私の意見でした。

《仮説の検証》

その後私の考えは仮説のままでしたが、それから1ヶ月後の当店のイベントで確信に変わりました。当店主催の地域のお店が集まる食べ歩きイベントのような催しがあったのですが、そのイベント後、当店のSNSアカウントのフォロワーが急増し、その後お越し頂く県外の方が口々に「鳥取にこんなにいい店がたくさんあるなんて知らなかった」と当店を褒めて頂けるようになりました。

《Tourlyの作成》

そこで、わたしはライトなファンを増やすためにはまず店を認知していただくことが前提になるということを知り、そのための手段として、ツアープランをシェアするSNS型WEBアプリケーション「Tourly」を作成することにしました。

ツアーとしてシェアしていただくことで、多くの店を認知しやすくなる。


《アピールポイント》
・大手旅行会社の旅行プランのように「最初から旅行プランとして完成しているもの」ではなく、ユーザーが自主的に旅行プランをアレンジして楽しめる「いい意味で余白のある自由度の高い旅行プラン」をシェアできる。