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初心者でもバンドを組んでみたかった。

産業能率大学の「GSS(Group Sounds SANNO)」という軽音サークルに所属しています。所属のきっかけは友人の勧めで、初心者でも先輩たちに楽器を教えていただき、活動をしています。ライブのみならず、イベントや個人的な集まりも多く、学年の壁なく交流があるのが特徴です。


初心者バンドを組み、サークル内で最も盛り上がる「学園祭」に出演することが、私たちの目標でした。

 出演する為の条件はオーディションライブというもので、人気投票により12バンド中8バンドに選ばれる事でした。当時の私たちは楽器を始めたばかりで、1曲を間違わずに演奏するだけでも精いっぱいの実力であり、更に2年生になったばかりで、まだまだバンドとしての知名度は低い状況でした。この状況の中、選ばれる為にはどうするべきか、メンバーと共に策を考えました。

 文化祭ではライブを楽しみたい人たちもいれば、その他のイベントを楽しみたいという人たちもいます。そこで、普段ライブに参加しない人たちから積極的に意見を聞きました。そこでプレイヤー側からでは見落としてしまう点に気が付きました。それは「知らない曲なんだもん」という一言でした。自分たちが観客に求められているニーズと、自分たちが作るべきポジションを考え、私たちが実践したのが以下です。

1.バンドの認知度向上:対話とSNSの使い分け

2.選曲:認知度の高い曲、演奏しやすい曲

3.一体感:コール&レスポンス取り入れ


ニーズを汲み取り、ライブパフォーマンスとしての質を上げたことで、オーディションライブの人気投票では、2位に選ばれ文化祭に出演する事が出来ました。