GODAIの坂口です!
皆さまにGODAIで働くテニスコーチを知っていただきたいと思い、コーチのインタビューを行っています。今回は、入社直後に大きな怪我を経験しながらも、それを乗り越えて現在コーチとして活躍する唐澤杏幸コーチにお話を伺いました。
インタビュー対象者:唐澤 杏幸(からさわ きょうこ)コーチ
23歳/長野県出身/硬式テニス歴10年/コーチ歴1年
── まず学生時代について伺います。大学ではテニス部に所属されていたそうですね。
唐澤:山梨学院大学のテニス部に所属していました。関東大学リーグの1部に所属している強豪校です。4年生の時には同級生がいなかったので、自然な流れでキャプテンを務めることになりました。3年生の時に副キャプテンとして先輩の動きを見ていたこともあり、いざ自分がキャプテンになった時は不安もありましたが、後輩たちがすごく心強く、練習面でも運営面でも支えてくれました。そのおかげで、大変だった・きつかったという印象はあまりありません。
── とは言っても、4年生が自分しかいない環境で苦労したこともありましたよね?
一番苦労したのは、みんなの前で話したり指示を出したりすることでした。もともと人前で話すのが苦手で、声が小さくなったり、伝えたいことがまとまらなかったりしていました。そこで、慣れなくても少し強気に、演じるくらいの気持ちで言葉をはっきり伝えるようにしました。
── その経験は、今のコーチという仕事にどうつながっていますか?
唐澤:今、GODAIでグループレッスンをする中で、自分より年上のお客様に対してもはっきりと声を出せているのは、大学時代にキャプテンとして1年間、人前で話す経験を積んできたからだと思います。
振り返って一番の学びだったのは、「自分がやってほしいことは、まず自分が一番に体現しなければならない」ということです。周りに元気に・前向きにやってほしいと言うからには、自分自身がそれを一番体現しなければいけないという自覚を持って過ごした1年間でした。
── GODAI入社後に大きな怪我をされたと伺いました。どのような状況だったのでしょうか。
唐澤:配属された船橋店で働き始めてから1ヶ月ほど経った頃、レッスン後に他のコーチとヒッティングをしていて、ボールを追いかけて転んでしまいました。その時はそこまで痛みを感じず、普通に歩けていたので大した怪我ではないと思っていたのですが、病院で診断を受けたところ、右膝の前十字靭帯を断裂していることがわかりました。
まだレッスンにも入り始めたばかりで、お客様の名前を覚え始めた段階だったので、そのタイミングでコートに立てなくなることに大きなショックを受けましたし、復帰後のことを考えると、とても不安でした。
── その不安な時期、どのように乗り越えられたのでしょうか。
唐澤:船橋店のスタッフ全員が声をかけてくれたことが本当に支えになりました。「早く戻ってこられるといいね」「無理しないでね」といった声かけに加えて、「普段できないフロント業務を経験できるチャンスだよ」と前向きな言葉をかけてくれる人も多く、特定の誰かというより、店舗全体で支えてもらった感覚があります。
入社前は、怪我をしたらもうそこで終わりだろうと思っていたので、これほど手厚くサポートしてもらえる環境だとは想像していませんでした。フロント業務も未経験でしたが、電話対応一つとっても必ず誰かが隣についてくれて、一人で対応させられることはありませんでした。
── 手術・リハビリを経て、レッスンに復帰するまではどのような期間でしたか。
唐澤:怪我をした7月から手術後の1ヶ月間はお休みをいただき、その後は今年1月に完全復帰するまでの約5ヶ月間、フロント業務を担当していました。フロントのシフトに入っていない時にはメインコーチの指導を外側から見学させてもらう時間にあてていました。アシスタントコーチとしてコートに入っていると準備などで忙しく、メインコーチが何を伝えているかをじっくり聞く余裕がなかったのですが、この期間はメインコーチの言葉や伝え方をじっくり観察し、メモを取ることができました。この時間は、今のレッスンにも一番活きていると感じています。
── 復帰後、お客様との関わりで印象に残っていることはありますか?
唐澤:復帰する際は不安も大きかったのですが、怪我をする前から担当させていただいたお客様から「いつ復帰するの?」と声をかけてくださったり、初めてのお客様もレッスン中に話しかけてくださったりして、思っていたよりもすぐにクラスに馴染むことができました。先輩コーチたちも、無理に体を動かさなくていいこと、まずは明るく元気に声を出してレッスンを盛り上げることから始めればいいと声をかけてくれたことも印象に残っています。
── 大きな怪我を経験したからこそ、お客様に伝えられるようになったことはありますか?
唐澤:お客様の中にも、体のどこかに痛みを抱えながらテニスを続けている方は少なくありません。怪我をきっかけに思うように動けなくなり、テニスをやめてしまう方もいます。でも、自分自身が怪我をしてあまり動けない時期に、少しずつ打たせてもらったことで、「うまく打てなくても、テニスをしていること自体が楽しい」と感じられた経験があります。だからこそ、怪我をして落ち込んでいるお客様に対しても、前向きな声かけができるようになったと感じています。
── 今後の目標を教えてください。
唐澤:お客様に上達を感じてもらうことはもちろん大切ですが、それ以上に「このクラスが楽しい」と思ってもらえるレッスンを、どのクラスでもできるコーチになりたいです。また、一番近くにいる先輩の梛野コーチに近づけるよう、これからも仕事に取り組んでいきたいと思います。
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(記事作成者:坂口)