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「個性が活き、地球が喜ぶ暮らし創りを。」

大手IT企業を4ヶ月で辞めITベンチャーに参加した藤田彩月が抱える想い、そして目指しているものとは。ペライチというサービスを通して社会へ働き掛ける、その背景と未来を皆さんにお伝えするため藤田にインタビューを行いました。


―幼少期はどんな子供だったのか―

私は、幼稚園のときから「愛と正義」を大事にしたい人でした。物心ついたときから、真剣に愛と正義を考えて悔し泣きするくらいの変わり者でした(笑)。印象深いのは、365日アンパンマンになる夢を見て、空の上をパトロールし、紛争や喧嘩など争いを解決していました。

私の好きな言葉で、ガンジーの「真実は自立する」というメッセージがあります。死んで身が滅びても、残るモノがあるのではと、きっと変わらない愛や、真実はあるのだろうと思うから凄く共感しますし好きです。抽象的ですが、正義と愛を大事に生きていれば、きっと後世にも続くのだろうと、そう考える子供でした。

―大学生時代の経験―

大学2、3年生の頃は、国際経営、マーケティングを研究するゼミに没頭していて、途上国にバックパックしたり、海外でインターンしたりしていました。アルバイトは、珈琲が好きなので、フルサービスの専門店からセルフサービスのカフェで働き、その後は雇用形態を色々体験したくて、いろんな働き方をしていました。

 他は、”対話”や”場創り”に関心があり、ワークショップデザインを東大大学院で学ばせていただいたり、リクルートのMTLで教育系のコミュニケーションアプリの新規開拓をしていました。昨年事業化されたようで、とても嬉しかったです。

その後は、授業で生まれたサービスに携わり、ペライチでも4ヶ月という期限付きでインターンを入社日前日までしていました。本当に、皆さんにお世話になりまくりな日々でした。

―そのモチベーションはどこから湧いてくるんですか?

向上心と好奇心でしょうか。未知なことが大好きで、経験の積み方として、自分の眼で見て、肌と心で感じたくなるんです。あとは、想いですね。いかに、知的好奇心と想いを成すかを探求して動いている感じがします。色々学んでも、実際に体感しないことには、本当のことは分からないのではと考えています。

―ペライチに出会ったキッカケ―

ペライチに出会ったキッカケは株式会社ペライチ主催の起業家向けイベントですね。

実は私、「地球が喜ぶ暮らし創りをしたい」という生涯にかけるテーマがあって、その過程として、個性が活きる社会創りをしたいと想っています。そこで早く働きたいと、株式会社ペライチに入る前から、リクルートで営業をしていました。ただそこで、対面だけでは限界があると感じ、もっとITを使った情報発信について知りたいと思い、また、創業というフェーズを経験したいと考え、色々なイベントに参加していたときにペライチに出逢いました。

 そこで初めてペライチの存在を知り、想いと人が決め手で、お金なくても一緒に働かせてもらいたいと、入り込みました。就職するまでの最後の4ヶ月間でしたが、たくさん働ける環境で経験を積みたいという考えが、突き動かしてくれました。

―どのような想いと人だと感じたんですか?

ペライチは、創業メンバーの想いとして、商店街の50、60代の経営者さんでもつくれるようにしたいと生まれたサービスで、その想いに凄く共感したんです。例えば、良い想いや商品・サービス、文化伝統などがあっても、存在を知られていなければ、次のアクションに繋がらないじゃないですか。その土俵に立てていないというのは悔しくて、そのためのファーストステップとして「情報発信をして知ってもらう」というところが、大事だと考えていて、そこにマッチしました。ペライチは、「お金が無くても、難しい知識が無くても、誰でもつくれる」ので、手段として最適だと、色んな方に活用してもらいたいと思い、ひとつの選択肢として広めることを決めました。

まず、情報や機会が融通できれば、その人の選択肢は増えますし、人生もだいぶ変わるのではないかと、勝手ながらに思います。知った後にどうするかは個人の自由ですが、まず知らないのはもったいないと感じるんです。

―現在ペライチで取り組んでいること―

今取り組んでいるのは、ペライチのマーケティング開発、営業・アライアンス、広報PR、コミュニティデザインなどで、エンジニア業務以外のビジネスサイド全般を担当させていただいています。

―あとは現在「47都道府県ペライチ認定サポーター制度」をやってますよね?

やっています。概要としては47都道府県のどこにいても、ページを作りたいと思われた方が気軽に学べ、相談しながら作れるような環境を創りたいと想い、サポーター制度を年末年始に1から設計して、2月にリリースし、47個のサポーターコミュニティをつくらせてもらっています。

それをペライチのユーザーさんの中でも、特にペライチのことをよく知り、大好きでいてくれて、セミナーをしたり、個別に教えていただける方々が47都道府県コミュニティ全てに5名以上はいるようにしたいと考えています。

発案者は役員の山下で、私はアイデアを形にする役割です。具体的には、制度を設計し、サポーターを選定させていただき、コミュニティを創るという流れです。元々リアルとITの双方で繋がりを持つことに関心が強く、物凄く共感しました。基本的にすべてを任せてもらっているので、一気通貫で見れる良さがあります。反面、コミュニケーション量が1日に数十件とあるため、即レスできなかったりとご迷惑をおかけすることもあり、運営体制を試行錯誤中です。

【47都道府県ペライチ認定サポーター制度】

peraichi.com

―どういう考えで仕事に取り組んでいるのか―

 私は個性が活きる社会創りを目指しているので、まずは一人一人が自立して、自分の好きな事や得意な事、頑張りたい事で活躍できるように支援させていただきたいと考えています。そのために、まずは情報発信の基盤を創り、それぞれの個性を活かし、支え合える社会を築いていけたらと考えています。

―ペライチ的に言うと成長に寄与するって感じですね。

そうですね。私の名前は、“彩月“と書いて、人生を彩るように生きるという意味が込められています。そのように、”自分の人生を彩る=ひとの人生を彩る“を体現して生きていきたいと想います。私が経験・成長したことは、いつかの誰かの為になっていて欲しいと願いながら日々働かせてもらっています。もっと早く精進しなきゃなと思う日々です。

【ペライチが大事にしている価値観】

―じゃあ教育や人を支援することに対して興味があるんですか?

はい、教育という概念に凄く興味があります。きっかけは幼少の頃に、戦争を起こすのも人だから、人を変えないといけないと思ったことがきっかけです。そこから、塾講師やリクルートの教育系アプリ、アフリカでの学習プログラム、幼児向けのワークショップなどを実施させてもらってきたので、今後もいろんな形で関わっていきたいと想います。

教育業界にすぐ行こうとは考えていなくて、人とコミュニケーションを取る中で、気づきやきっかけを届けて、その人の何かが変わったり、その人自身が自分の足で歩いていけるお手伝いをできたらいいなと思います。

まず自他を知り、気づきやきっかけが生まれることで、ワクワクするような希望や好奇心が芽生えたら嬉しいです。決して道を定めることはしたくなく、その方の選択肢を広げることで、それぞれが好きな道を歩んでもらえるように、私自身は黒子スタンスでも、そんな社会が創りたいと考えています。

―今後成し遂げたいことや、なりたい姿―

私は、地球が喜ぶ暮らし創りを目指しています。そのためにまずは、個性が活きる社会創りを考えているので、そこが上手く機能するような基盤が創れる人になりたいです。

まだまだな未熟者ですが、在り方として、何もないところを開墾して、種を植え、咲かせ実らせ、次の種を生むように、何もないところを開けて次に託すことが好きですし、私の役割だと感じています。今は皆さんにお世話になることばかりですが、これからは、私自身が早く経験値、能力を高め、守りたいもの、活躍したい人、心から応援したい人たちを支え、勇気を届けたり、幸せを育めるような存在になりたいです。とにかく、ワクワクして生きていたいです。

どんな形で成し遂げられたらいいですか?

私の存在が無くても仕組みが自立して、機能している状態を目指したいです。それが持続され、繁栄していくような基盤づくりをしたいと考えています。

早くそうなれるように、一瞬一瞬を大事に、感謝して楽しんで頑張ろうと思います。

ペライチ公式ブログ:ペラログ

http://blog.peraichi.com/entry/2017/05/31/110242

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