「Designする人」に執着した23年間
「Designする人」としての覚悟と哲学
私のロゴには、「Designする人」という強い自己定義を込めています。
それは単なる職業のラベルではなく、私の生き方そのものです。
デザインは「見た目」だけで評価されがちですが、
私にとってのDesignとは、「美しさ」「使いやすさ」「思考の設計」
___この三位一体の価値を、目に見えるかたちで届ける行為と考えます。
私は23年間のクリエイティブ生活でその価値観・哲学を身につけ、
紙媒体からWeb、販促ツール、UI/UXディレクションまで、
さまざまな業界・媒体において、Designというツールを用いて体現してきました。
その中で、どれほど時代が変化しても、決してブレなかったものがあります。
それが、私のデザイン哲学______
「人の心に触れて、行動に変換するロジック」を持ったデザインを心がけること。
この哲学の実現のために、
私は「相手の声」に真摯に耳を傾けてきました。
クライアントだけでなく、実際に手に取るユーザーの立場になって考え
時には、自分が一ユーザーとしてデザインの現場を精力的に体験し直すこともあります。
私がデザインを通して伝えたいのは、「正しさ」や「巧さ」よりも、心が動くリアリティです。
机上の理論ではなく、現場での経験と実感から生まれた“体温のあるアウトプット”こそが、
人を動かす力になると信じています。
この想いを象徴するために設計した、私のシンボルマーク
そこに込めた想い、「norio Honjo’s updated Designs(=日々進化していく私のクリエイティブ)」
という信条が、「人の心に触れて、行動に変換するロジック」を体現できる手段だと考えています。
「n」は、私 =norio (同じ組織の仲間nakama)
「u」は、ユーザー =使う人
お互いが利益を得る“Win-Win”の世界にたどり着くために、同じ方向(角度)を
「D」の上下の角度で表現しています。
白のネガティブスペースには「H」___
Honjo = 私自身が常に日々アップデートを繰り返し、これからも時代に応じてアップデート=進化
する姿勢を込めました。
直近ではstudioでのコーディング実務、ChatGPTなどのAIを用いてPM・WF制作・ディレクション・
訴求企画など、今までにない速度と精度で、タスクを処理できるように進化しています。
私は、時代遅れと言われるかもしれない、昭和気質のデザイナーだと考えることがあります。
「真実のためなら、多少の犠牲も厭わない」
「受けた恩は、必ず返す」
そんな人間らしさを、私は仕事にもデザインにも通底させています。
デザインとは、雰囲気や、かざりではない!「舐めてもらっては困る!」という情熱を持って
課題をほどき、価値をつなぎ、利益(行動)へと変換する“手段”ということに固執する傾向がありますが…
臨機応変にクライアント・ユーザー・社外政治・納期 に合わせてスイッチを切り替える
老獪(ろうかい)なテクニックも長年のデザイナー生活で磨きがかかっています。
目に見えない混沌としたイマジネーションの世界から、本当に大切なものを見つけ出し、形にする。
それが私の仕事「Designする人」で、23年の時間をかけて体感してたどり着いた哲学……
「人の心に触れて行動に変換するロジック」___
この哲学を常に仕事をする際に意識し、日々のDesignに真摯に向き合っています。
「この人と一緒に何かを作ってみたい」
そんな風に思っていただけたなら、ぜひ一度、お話しの機会をいただければ嬉しいです。