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サンフランシスコで髪切ってきて、自分の求める「イケてるヘアー」が通じたのが感動した。

先日、ついに現地の美容師に髪の毛を切ってもらいました。

アメリカの美容院はGoogle検索結果からも知り合いからもいい噂を聞くことはない、日本人にとって闇の深い場所なんですね。

例えばハサミの使い方が基本的に横に進むとか、髪を梳く、という概念がないとか、スペイン人に切ってもらう方がいいからスペイン人を探せ、とか、なんかそういういいイメージを持てない情報が、検索結果に蔓延していて、多くの日本人はなかなか勇気が出せないことと思います。

私の場合、美容院は、仲の良い店員さんとお話したり、ヘッドスパをしてもらったりして、リラックスできる時間をお金で買う場所という位置づけです。しかし、その事前情報におじげづき、リラックス以前に傷つかないようにハート武装して行った美容院が、サンフランシスコの美容院です。今日はあまり意識高い風にせず、そのことについて書いておこうと思います。


私の今回行った美容院は、検索結果の内容を肯定する滑り出しでした。

シャンプーのときは耳に思いっきり泡も水も入るし、顔にもかかる。シャンプーの後のタオルドライをしたかどうか思い出せないくらい、髪の毛もビシャビシャの状態。そして、その水滴がケープの肩のほうにぱたぱたと落ちて髪が「しっとり」した状態でカットがスタートします。

ハサミの使い方は、例えばオーダーした髪型のサイドが前下がりだったんですけど、斜めにザクザク入れたり、横にザクザク入れたり、とにかく「ザクザク」「ジョリジョリ」みたいな、髪の毛が一瞬にして無くなるような音しかしないんですね。

希望のショートボブの写真を3枚ほど持ってきていて、それを見ながらカットしてもらってはいたんですけど、耳元で聞こえてくる耳障りの悪い音が嫌な予感を引き出してきてて。でも鏡を見る感じは普通で、あんまり、変なふうに切られてる感じではなかったんです。

↓完成写真


わたしてきにわりと、いいかんじ、って思ったんですけど、みなさんいかがでしょうか。

その時、英語以外のもので意思疎通できたことが、とてもうれしいと感じました。私が叶えたい「かわいい」とか「イケてる」を、その人が理解してくれて、結果として導き出してくれた。そういうので結構テンションあがって、この美容院体験、いい思い出になったんです。

ヒアリングの前段階でにこやかな雑談から始まり、私がチョット心を開いたところで「どんな髪型になりたいの?」と聞いてきてくれて。iPhoneのスクショを数枚ほど見せると、「あなたがこの中の写真で最も気に入ってる部分はどこ?」と質問を重ねてくれたりなど、私が解決したい課題と、その方法についてちゃんと理解してくれたのです。

カットの技術的にはどう評価されるのかはわかんないんですけど、私は満足。言葉じゃないもののほうが意思疎通や理解は早まることはちゃんと知っているんですけど、それでも、自分の求めてるものが言葉以外のもので人に伝わっていくのは、たいへんテンション上がります。そんなことないですか。

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アップした写真は、顎関節症予防体操をやっている最中で顎しゃくれてて、しかも顎体操全然関係ないのに白目になったりしてたので、しかも美容院で顔に水がかかったときにタオルで眉毛持ってかれたので、写真をあごでトリミングしてSkitchで目と眉毛を急いで書いて、アップしました。

→宣伝→ https://www.wantedly.com/projects/74286

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