「これからもどんどんやって」その一言で変わったこと
私が堀江貴文さんに惹かれる理由は、世間が抱くイメージと、実際に近くで感じる人間味に大きなギャップがあるからだ。
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破天荒に見えて、人を大切にする人
そのことを最初に感じたのは、堀江貴文イノベーション大学校(HIU)の合宿での出来事だった。
「堀江さん、まもなくご到着です。こちらのお席へご案内お願いします」
そう言われた私は、さっと席へ誘導しようとした。
すると堀江さんは少し不機嫌そうに、
「そういうのやめてくれ。好きなところに座って、好きなようにするから。」
と言った。
一瞬ドキッとした。
けれど、その後の姿が印象的だった。
堀江さんは会場を自由に回り、さまざまな人との会話を楽しんでいた。
スマホばかり触っているイメージとは違い、自分が面白いと思う場では、人とのつながりをとても大切にする人なんだと知った。
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「これからもどんどんやって」の一言
六本木のホリエモン万博でも、それを感じた。
24時間で3会場に出演する怒涛のスケジュール。
私はすべて堀江さんとは別会場だった。
堀江さんを食ってやろう
くらいの気持ちで臨んだ。2会場とも大盛り上がりだった。
そして迎えた万博のクライマックスパーティー。
VIPも集結し、ついに堀江さんと同じ会場。
私は前座として場を温める役だったが、メインのつもりで会場のボルテージを最高潮まで持っていった。
出番後、VIP控室で着替えていると、堀江さんがふらっと一人で入ってきた。
そして一言。
「よかったよ。これからもどんどんやって。」
あの一言で、一気に引き込まれた。
人を煽るだけじゃなく、ちゃんと見ていて背中を押してくれる。
その後も無人島のシークレットフェスや別府温泉ぶっかけフェスなど、大きなステージに立たせてもらった。
冷酷だと言う人もいるけれど、私はむしろ、誰より人を面白がり、人を活かす人だと思っている。
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仕事が遊びになる場所
プライベートでも、それを感じる瞬間がある。
ニセコのミュージッククラブで、上機嫌の堀江さんに事業の話をしていたら
「ちゃんとやってんのか」
とはしゃぎながら膝蹴りまで入った。
まるで先輩後輩みたいな距離感だった。
あの熱さが、なんだか懐かしかった。
私は体育会ボクシング部だったこともあり、いわゆる大学生らしい青春をあまり経験してこなかった。
そんな自分にとってHIUは、学び直しであり、挑戦の場だった。
無理難題をクリアしていく感覚は、まるでゲーム。
仕事が遊びで、遊びが仕事。
人生は壮大な暇つぶし。
この言葉が年々しっくりくる。
面白い人に惹かれ、面白い挑戦に巻き込まれてきた。
だから今は、自分もそんな挑戦の場をつくる側でいたいと思っている。