天気の奴隷とディスタンス
「今日は晴れたから外へ出かけよう」
「今日は雨だから家で過ごそう」
休日は天気の奴隷になることが多い
朝は5時ごろから畑へ行って、野菜を収穫したり、種をまくための土作りをして
8時過ぎに仕事へ行く
18時前に家に帰り、子供と遊んで
22時前に就寝
都会にいたころでは考えられない生活
小さな島は、どこへ行くのも10分かからない
やりたいことが、目の前にある人にとっては
毎週の休日に計画をあれこれ考えることもない
ただ、
これが仕事となると、そうはいかない
百姓や大工は皆、天気を読んで雨の前に仕事を終わらせたり、雨が降ったら屋根の下で出来る仕事を割り振っている
作付けや請け負う仕事量を調整しながら、営業をかけたり時には断ることもある
公務員はどうか?
ここが地方公務員や補助金で成り立つ組織が絶対に陥ってはいけないポイントだと肝に銘じています
これが、「天気の奴隷にならない」
ということ
行動が天気で左右されてはいけない
行動は自分の意志で決める
このプロジェクトを成功させなければ、業績が上がらない
このミッションを達成しなければ売り上げが下がってしまう
そんな危機感はないわけで
問題解決への意識はどうしても
弱い
これは、つまり顧客(住民)意識によるもので
どのような視点で、誰のために取り組むのか
見失うと
仕事なのか
暮らしなのか
ただでさえ、その両者が入り混じっている小さな島では
迷路に入ってしまうことになったりします