1
/
5

就活をしていてすり減るもの

今回のは愚痴です。嫌いな人はUターンお願いします。

自分は就職活動を、今頑張っています。

あっちの転職サイトからこっちの転職サイトへ連日はしごしながら気になる企業があれば評判を調べたり、偉い人の書いた文章を読んだりと企業研究をし、応募するかを選び志望動機を練ったりしています。

そんな中で心が浮き立つ瞬間と言えば、スカウトです。

美辞麗句で飾り立てられたスカウトの文章を読むと、自分はこんなに求められているとウキウキした気持ちになります。お祈りメールで削られた自尊心が治っていくのも感じます。

ですが、スカウトメールはよく読むと、こちらの提示した経歴を誤読していたり、当然のように引っ越しを求めたり、リモートワーク不可の月平均残業30時間といったこちらの希望を全無視したものだったりします。

先日もスカウトメールが来ました。読むだけで心がときめくような文面と仕事内容の上に『面接確約』と書かれています。

わあ、嬉しいと思いましたが、ここで勘が働きます。

『当方は希望条件にあるように6時間勤務を希望していますが貴社で可能でしょうか?』

面接の約束の前に、念のため確認のメッセージを送りました。

数時間後、返信が来ました。

返信には、希望条件は読んでませんでした。8時間働けない人はうちでは無理です。ということが長々書いてありました。

こういう!

8時間労働必須!

なんなら残業必須!

運転免許証も必須!

というのが嫌で製造業には戻らない覚悟で前の会社を退職したんですが、製造業だけでなく日本の企業の多くがまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ、8時間必須なんだなと就活をしていると気付かされて、日本企業への信頼が失墜していくのを感じます。長時間労働是正とか、ニュースで見るのはどこの世界なんでしょうね。働きすぎだよ、本当に。

せめて子供が大きくなるころにはフランスのような週35時間法(リンク①参照)や今カリフォルニア週で議論されているような週32時間(リンク②参照)が日本にも導入されて欲しいと思いますし、そのために出来ることはやっていきたいと思いました。

以上、愚痴でした。

リンク① 週35時間労働制 - Wikipedia

リンク② 週4日労働制なるか、米加州で法案提出 | WSJ PickUp | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)