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在宅診断のための超音波コーンビームを用いた画像再構成における画質改善

本論文では, 超音波コーンビームを用いた在宅画像診断のための画像再構成法において発生する, 画像のボケに関する検討, 改善を行う。我々はこれまで, 在宅における画像診断データ取得を目的とし, 浴槽に設置された超音波振動子からコーンビーム(非集束超音波)を送信し, 受信されたデータから3次元画像を生成するシステムを提案している。この手法は, 開口合成的な単純逆投影法を用いているため, 物体の再構成に関して, ボケが発生していた。今回は単純逆投影によるボケを低減するため, CTアルゴリズム(FBP)の再構成フィルタを適用し, ボケの低減を図った。この結果について報告する。

Improvement of image quality on Reconstructive Method of 3-D Reflection Index Distribution by Ultrasonic Cone-beam for home health care

https://ci.nii.ac.jp/naid/110003287828/