私の相棒は、ちょっとおせっかいな猫です
生まれてからずっと犬と暮らしてきた。
元気でワイルドで、どこへ行くにも一緒で、私の友達みたいな存在だった。
年を取って、歩けなくなっても、ずっと大好きだった。
そんな私が結婚して出会ったのは、一匹の猫。
保護猫で、もともとは猫カフェ育ち。
誰かが来ると隠れるどころか、むしろ“自分が出ていく”ような、ちょっとおせっかいな猫。
だけど、うちに来てすぐ大きな病気が見つかって、「余命」という言葉まで出るほどだった。
ちょうどコロナ禍で毎日在宅勤務だったから、仕事が終わるたびに病院に通って、注射を打ち続けて、なんとか寛解。
その後もアレルギーや持病で、なんだかんだ手がかかる。
でも、手がかかるからこそ、いとおしい。
わたしたちにとっては、大事な大事な家族。
失いたくない、かけがえのない存在。
毎日、普通にご飯を食べて、普通におしっこして、うんちして。朝起きると元気に走ってくる。
たったそれだけのことが、どれだけ幸せかって思う。
“誰かの普通”がどんなものかは、他人にはわからない。
でも、感情がアップダウンしすぎない、穏やかな日常って、ほんとうに大切なんだなって。
それは、仕事でも同じ。
忙しい時期があっても、つらい瞬間があっても、嬉しい日もあっても。
「今日も普通に過ごせた」って、実はすごく幸せなこと。
私は、誰かの「普通」を守る人でいたい。
そんなふうに思えるのも、この子がいてくれたからかもしれない。
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