YouTubeの動画を「知識」としてNotionに自動で保管する仕組みを作成
こんにちは、AIで実務の効率化に励んでいるHayashiです。
YouTubeで「これ勉強になる」と思って見た動画、1週間後には内容を半分忘れている——そんな経験、ありませんか。
自分もずっとそうでした。学習ログをNotion管理しているのに、URLを貼っただけで満足してしまって、内容はほとんど残らない。再生リストに入れても、二度と見ない。
そこで今回、YouTube動画を登録するだけで自動的に字幕を取得→AI要約→Notionに書き戻すという仕組みを作りました。Claudeに手伝ってもらいながら、コードの知識なしで完成させた話を記録しておきます。
完成した仕組みの全体像
Notionに動画URLを登録(進捗: Not started)
↓
Claudeが定期的にDBをチェック
↓
yt-dlpで日本語字幕(SRT)を自動取得
↓
タイムスタンプ・重複・フィラー語を除去してクリーニング
↓
Claudeが4つの項目でMarkdown要約を生成
↓
Notionの「学習内容まとめ」欄に書き戻し
進捗を「Done」に更新
↓
summaries/フォルダにもMarkdownファイルで保存
Notionに動画URLを登録(進捗: Not started)
↓
Claudeが定期的にDBをチェック
↓
yt-dlpで日本語字幕(SRT)を自動取得
↓
タイムスタンプ・重複・フィラー語を除去してクリーニング
↓
Claudeが4つの項目でMarkdown要約を生成
↓
Notionの「学習内容まとめ」欄に書き戻し
進捗を「Done」に更新
↓
summaries/フォルダにもMarkdownファイルで保存
使うツールは3つだけです。
- Notion:学習ログのデータベース(もともと使っていたもの)
- yt-dlp:YouTubeの字幕を取得するOSSツール
- Claude:要約生成+全体の制御
Notionデータベースの設計
既存の「学習ソース」というデータベースをそのまま使いました。今回の自動化のために使うプロパティはこの4つです。
プロパティ名
- タイトル= 動画タイトル
- URL URL=YouTubeのリンク
- 進捗ステータス =Not started / In progress / Done
- 学習内容まとめ=自動生成されたサマリーの書き込み先
ポイントは「進捗」ステータスを処理の起点にすることです。Not started かつ URLが YouTube/youtu.be のエントリを未処理として自動検出します。
自動処理の手順(詳細)
Step 1:未処理URLの検出
Claudeが Notion MCP を使い、「2026年 学習ソース」DBを定期的に検索します。フィルター条件は以下のとおりです。
進捗がNot startedURLにyoutube.comまたはyoutu.beが含まれる学習内容まとめが空欄
該当がなければそのまま終了。あれば次のステップへ。
Step 2:字幕の取得
yt-dlp というコマンドラインツールで日本語字幕(SRTファイル)を取得します。
yt-dlp --write-subs --write-auto-subs
--sub-lang ja,en
--sub-format srt
--skip-download
--output ~/Documents/YouTubeKnowledge/raw/[動画ID]
[URL]
yt-dlp --write-subs --write-auto-subs
--sub-lang ja,en
--sub-format srt
--skip-download
--output ~/Documents/YouTubeKnowledge/raw/[動画ID]
[URL]
--skip-download オプションで動画本体はダウンロードせず、字幕だけを取得するのがポイントです。日本語字幕がなければ英語にフォールバックします。
Step 3:SRTのクリーニング
SRTファイルはそのままでは使いにくい形式になっています。以下の処理で読みやすいプレーンテキストに変換します。
- 行番号(1, 2, 3...)を除去
- タイムスタンプ(00:00:00,000 --> 00:00:03,000)を除去
- 重複行を除去(同じセリフが複数行に渡って記録されるため)
- フィラー語(「えー」「あのー」「まあ」「えっと」)を除去
クリーニング後は元のSRTの約60〜70%のサイズになり、本筋の内容だけが残ります。
Step 4:Claudeによる要約生成
クリーニングしたテキストをClaudeに渡し、以下の4項目でまとめてもらいます。
① 概要(3〜5行) 動画の主旨・結論を簡潔に。「誰が」「何を」「どう結論づけたか」を中心に。
② 重要ポイント(箇条書き最大10個) 各1〜2文で具体的に。抽象論ではなく「で、何がわかったのか」を優先。
③ キーワード 専門用語・固有名詞をカンマ区切りで列挙。後から検索する際のインデックスになる。
④ 活用メモ 「この知識を自分はどう使えるか」という視点で3〜5行。学習を行動につなげるために一番大事にしている項目です。
Step 5:Notionへの書き戻し
生成されたサマリーを Notion MCP で対象ページに書き込みます。
学習内容まとめにサマリーテキストを記入進捗をDoneに変更学習日が未設定なら今日の日付を自動入力
と同時に、~/Documents/YouTubeKnowledge/summaries/ フォルダにも YYYYMMDD_タイトル.md という形式でMarkdownファイルを保存します。ローカルにもバックアップが残るので、Notionを経由しなくても振り返れます。
実際に生成されたサマリーの例
対象動画:「【衝撃】ド素人がClaudeを1ヶ月触ったら、生活がここまで変わった。」
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