「頑張れば何とかなる。」
ずっとそう思っていました。
フィットネスクラブで働いていた頃の私は、人より長く働き、人より成果を出し、人より努力することが正解だと思っていました。
新卒でセントラルスポーツ株式会社へ入社し、16年間勤務。支配人として店舗運営、人材育成、採用、組織マネジメントに携わってきました。
仕事は好きでしたし、やりがいもありました。
でも、その一方で「頑張ること」が目的になっていた時期もありました。
うまくいかなければもっと頑張る。
結果が出なければさらに頑張る。
そんな働き方を続ける中で、私は二度の休職を経験します。
その時に初めて立ち止まりました。
フィットネスの世界には「フォーム」があります。
フォームが崩れたまま重いバーベルを持ち続ければ、筋肉がつく前に身体を壊してしまう。
でも当時の私は、人生や仕事にもフォームがあることを知りませんでした。
頑張り方ばかり考えていて、自分の状態を整えることを後回しにしていたのです。
キャリアブレイクの期間、自分自身と向き合う時間が増えました。
自分は何を大切にしたいのか。
どんな人の力になりたいのか。
これからどんな人生を送りたいのか。
答えがすぐに見つかったわけではありません。
それでも少しずつ整理していく中で、
「人の成長や変化に伴走する仕事がしたい」
という想いが明確になっていきました。
その後、福祉領域での就労支援を経て、キャリア支援の世界へ。
現在はキャリアコーチ、研修講師、ファシリテーターとして活動しています。
これまでに、
・キャリア支援 600名以上
・受講生育成 450名以上
・講義・ファシリテーション 400回以上
・採用・育成 150名以上
に携わってきました。
また、企業研修では富士通ラーニングメディア等でDX研修やファシリテーション研修に登壇し、
・カスタマージャーニーマップによる価値提案の描き方
・共創力を養うファシリテーションの極意
・新入社員向けDX研修(生成AI×アイデアソン)
などを担当しています。
コミュニケーション、心理的安全性、キャリア自律、1on1、支援型マネジメントなどをテーマとした研修やワークショップにも携わっています。
ただ、私が大切にしているのは数字ではありません。
人は努力不足で立ち止まるのではなく、無理なフォームで頑張り続けることで疲弊してしまうことがある。
だから私は、
「もっと頑張る」ではなく、
「まず整える」
を大切にしています。
人も組織も、本来の力を発揮できる状態を整えることで未来は動き出す。
これからも対話と学びを通じて、人と組織の成長を支える仕事に関わっていきたいと思っています。