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AWS社主催CTO Night and Day2023に参加しました!

CTO Night & Dayとは

CTO Night & Day は、スタートアップを中心とする CTO や VPoE などの技術の立場から企業経営に関与するリーダーのためのAWS社主催の招待制カンファレンスです。

2014 年から始まり、今年は福岡で 12 回目の開催でした。オフサイトならではの環境での交流を通じて技術リーダー同士のコミュニティを活性化し、業界全体が発展していくことを目的としており、今年は200名を超えるCTOが福岡の地に集まりました。私は初参戦。大きな期待と少しの緊張を胸に参加してまいりました。

参考になったこと

外国人エンジニアの採用について

日本のエンジニア市場価値が上がる中、優秀な人材の獲得が難しくなっています。しかし、グローバルに目を向けると優秀なエンジニアはたくさん存在します。私はコミュニケーションの点でマネジメントの難易度が高いと感じ、外国人エンジニアの採用を慎重に考えていました。多くのスタートアップは日本人エンジニアのみで構成されているケースが多かったですが、一部の企業では日本人と外国人エンジニア部隊を分けてオフショア開発を行っていました。ヒアリングの中で、文化の違いから日本人エンジニアと外国人エンジニアの間に壁が生じ、効果的なコラボレーションが難しいというお悩みを抱える企業が多いことを知りました。しかし、初めから外国人エンジニアを採用し、エンジニア部隊を組織する方針を持つことで、そのような認識のズレを抑制できる可能性があると気づきました。お話ししたCTOの方々からも、このアプローチは一考の価値があるとのご意見をいただきました。私たちは今後、外国人エンジニアの採用を積極的に推進していく予定です!

開発見積もりはみんな苦労している。

開発見積もりが難しい。特にアジャイル開発となると。この悩みは皆さん共通のようなので少し安心しました(笑)。中でも”見積もりというしくじりをやめました”というご講演はとても興味深く聴講させていただきました。

  • 原理的に見積もりはずれる可能性が高い。
  • 見積もりを元に他部署(セールス、広報)が動いてしまう。
  • 見積もりがずれると計画の立て直しを何度も行うことになりコストがかかる。
  • なので、見積もりが以下に不確定要素が高いものかを全社に周知徹底するアプローチを取るようにして、今では全部署見積もりは変更になる前提で明確な日付をお伝えしない、広報も変更可能性を踏まえた動きをとるようになった。

とても興味深かったので参考にさせていただきます!

めっちゃ儲かっていない段階で技術的負債を返済しても儲からない

コインチェックの松岡CTOのこのコメントは非常に刺さりました。技術的負債をどのタイミングで返済する動きを取るのかなど頭を悩ませていましたが、なんとしてでもグロース!技術的負債が積みまくって開発効率が落ちようが、返済は儲かってから!頭がスッキリしました。

感想

たくさんのCTOの方々とコミュニケーションを取らせていただき、同じような悩みを抱えているんだと知れたことが私にとっては大きな発見でした。

あとCTOさん体力がすごい!宴会も5次会、6次会と続いていたようです。また参加させて頂く機会あれば朝までチャレンジしたいとおもいます!笑

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