『小学生取扱説明書』から学ぶ人との向き合い方・前編
今回は、やまかなさんの書籍 『小学生取扱説明書』を前後編に分けてご紹介します。 タイトルだけを見ると子育て世代に向けた内容のように感じますが、 実際に読み進めていくと、大人同士の人間関係にも通じる本質的な気づきが多く含まれている一冊だと感じました。 経営者として日々多くの人と関わる中で、 年齢や立場に関係なく、「相手を理解すること」の難しさと大切さを実感しています。 特に組織やチームをつくる上では、 一人ひとりの個性や感情とどう向き合うかが重要です。 ワクセルのコラボレーターとして活動する中でも、 さまざまな価値観を持つ方と関わる機会が多く、 そのたびに「相手をどう理解するか」が問われていると感じています。 本書は、そうした関係性の本質をとても分かりやすく教えてくれる一冊でした。 前編では、特に印象に残った考え方についてお伝えします。 相手には相手の世界がある 本書で印象的だったのは、 「子どもには子どもの世界があり、大人の常識だけで判断してはいけない」という考え方です。 この視点は、そのまま大人同士の関係にも当てはまると感じました。 自分にとって当たり前のことでも、 相手にとってはまったく異なる捉え方をしていることは少なくありません。 僕自身、仕事の中で 「なぜ伝わらないのか」と感じる場面がありました。 しかし視点を変えてみると、 自分の前提だけで話していたことに気づかされることもあります。 相手の立場に立つこと。 その一歩が、関係性を大きく変えていくのだと思います。 感情を理解することの重要性 小学生は感情がストレートに表に出ます。 だからこそ、その裏にある気持ちを読み取ることが大切だと本書では語られています。 この視点は、大人同士の関係にも通じるものです。 言葉として表に出ていることだけで判断するのではなく、 その背景にある感情や状況まで理解しようとすること。 ワクセルで関わるコラボレーターの皆さんを見ていても、 人との関係を大切にしている方ほど、 相手の感情に丁寧に向き合っている印象があります。 後編では、こうした理解をどのように行動へと落とし込んでいくかについて、さらに深めていきます。 それでは今回はこの辺で。
住谷知厚(すみたにともひろ) <参考> ◆『小学生取扱説明書』