今回は、塚田滉大さんの書籍
『大切な人を、大切にする為に』を前後編に分けてご紹介します。
仕事に向き合う時間が増えるほど、気づかないうちに「目の前のやるべきこと」を優先してしまうことがあります。
経営者として責任を持つ立場にいると、判断や結果を求められる場面も多く、いつの間にか時間や意識が仕事中心になっていることもあります。
ですが、どれだけ仕事で成果を出しても、支えてくれる人との関係が崩れてしまえば、本当の意味での充実にはつながりません。
最近は特に、その大切さを実感する機会が増えています。
ワクセルのコラボレーターとして多くの方と関わる中でも、長く信頼されている方ほど、仕事だけではなく「人との向き合い方」をとても大切にされています。
この書籍は、人との関係性について改めて考えるきっかけを与えてくれる一冊でした。
前編では、特に印象に残った考え方についてお伝えします。
大切な人ほど後回しになってしまう
本書を読んで特に印象に残ったのは、人は大切な存在ほど「分かってくれている」と思い込み、つい後回しにしてしまうことがあるという点です。
仕事では細かく気を配れるのに、近くにいる人には甘えてしまう。
これは多くの人に当てはまることではないかと思います。
僕自身も、忙しさを理由に、身近な人への感謝や気遣いを言葉にできていなかったと気づかされることがあります。
本当に大切なのは、特別なことをすることではなく、日々の小さな積み重ねなのだと思います。
相手を理解しようとする姿勢
本書では、「分かってもらう」よりも、まず「相手を理解しようとすること」の大切さが語られています。
人間関係では、自分の気持ちを分かってほしいと思う場面が多くあります。
ですが、本当に関係を深めていく人は、相手の立場や感情に意識を向けています。
本書を通じて改めて感じたのは、信頼関係は一方だけの努力では築けないということです。
相手を理解しようとする姿勢があるからこそ、関係は少しずつ深まっていくのだと思います。
後編では、「大切にする」ということを、日々の行動の中でどのように実践していくのかについてお伝えします。
それでは今回はこの辺で。
住谷知厚(すみたにともひろ)
<参考>
◆塚田滉大『大切な人を、大切にする為に』