前回から引き続き、”サミュエル・スマイルズ”の『自助論』をご紹介します。
この本は、「天は自ら助くる者を助く」という言葉を軸に、努力と主体的な行動が人生を切り開く原動力になることを教えてくれます。
シンプルですが、時代を超えて響く普遍的なメッセージです。
未来を切り拓くのは、今日の小さな一歩です。
その第一歩を踏み出していかれる方が一人でも多く増えたらと思います。
努力する人であれ
「順調で華やかな生活を送っている人よりも、失敗しても諦めずに生きている人に望みをかける」と政治家のチャールズ・フォックスは語っています。
ずば抜けた才能があったり、会社でミスなく上り詰めた人も少なからずいるとは思いますが、失敗を多くしている人の方が大成するとも語っており、僕自身も共感するポイントでした。
科学やシステムが今の情報社会を築き上げているのも多くの偉人たちが実験や試行錯誤を重ねた、つまり失敗から多くのことを学んだからこそ、今の世があると思うととても胸が熱くなります。
うさぎとカメ理論
「ウサギとカメ」の話は誰もが知っている童話です。
現実世界、特にビジネスの世界では顕著にその傾向は出てきます。
目的に向かって、「最初から上手く早く到着した天才」と「最初から失敗続きで遅れて到着した凡人」これらの大きな違いは経験と習慣にあります。
最初から上手くいった方は上手くいくような努力の習慣は身につかず、一方で遅れた方は失敗続きでしたが次第にコツをつかみ上手くいくまで努力を続けそれを習慣に変えています。
最後までやり抜く粘り強い人が最後には勝つというのも、本書には書かれており僕もこの話には非常に共感できました。
最後に
とても歴史ある本を紹介させていただきました。
僕もこれまで多くの本を読んできましたが、自己実現や努力、勤勉といった凡庸とも思える行いの大切さを、ここまで強く主張している本には、ほとんど出会ったことがありませんでした。
当たり前のことを誰もが出来ないぐらいやることがとても大事なんだと改めて学ぶことが出来ました。
「天は自ら助くる者を助く」
このことを忘れずに仕事に励みたいと心から思っています。
それでは。
住谷知厚(すみたにともひろ)
<参考>
◆なぜ、あなたの仕事は終わらないのか
