起業はゴールではない。20代のうちから考える、長く継続するビジネスの描き方
こんにちは、矢内綾乃です。
現在、オーガニック・エシカル専門店の運営、独立支援事業、エンジニア支援事業、人材支援事業、宇宙サービス事業など、幅広く多角経営をしています。
最近では、時代の流れもあり、「将来は起業したいです!」と話す20代の方に出会うことが増えてきました。
とても素敵な志だなと思う一方で、わたしはいつも「起業すること自体がゴールになっていないかな?」と少し心配になることもあります。
起業の先にある未来を、最初から見据える
「将来は起業したいです!」と話しているその人のビジョンが、起業したその日で終わっているように感じることがあります。
お金と行動力があれば、実は“開業する”というところまでは意外と実現できてしまうものです。
しかし、起業の本当の価値は「始めること」ではなく、「続けていくこと」、そして事業を長期的に繁栄させていくことにあると、私は考えています。
だからこそ大切なのは、勢いだけで起業してしまう前に、起業したあとの“その先”の未来を具体的に描くことです。
そして、そのビジョンから逆算して、現実的な事業計画を立てていくべきだと思います。
成果を出している人から、素直に学ぶという選択
とはいえ、「何が正解かわからない」と慎重になりすぎて、頭の中だけでずっと悩み続けてしまうのも、もったいないことだと思います。
一人で悩み続けるよりも、すでに実践を重ね成果を出している人から学ぶことで、自分自身が目指す結果に一歩ずつ近づけるのではないかと思います。
わたし自身、特別な才能があるわけではありません。
だからこそ、成果を出している先輩経営者の方々から、理想の描き方や目標設定の方法、行動への落とし込みまで、すべて学ばせていただきました。
“一発勝負”ではなく、地道な積み重ねが力になる
起業というと、「斬新なアイデアで一発逆転!」というイメージをもつ方も多いかもしれません。
しかし、現実の起業は派手な勝負ではなく、地道な努力と継続の積み重ねです。
わたし自身、特別なセンスや奇抜な発想で勝負してきたわけではありません。
成果を出している方々のもとで、基礎を学び、愚直に実践を積み重ねてきました。
成果が出るまで丁寧に向き合い、継続していく姿勢は、事業の持続的な成長につながる大切な要素だと実感しています。
起業は始まり。続けるために、学び続けよう
起業はあくまでスタートラインにすぎません。
本当に重要なのは、その後も安定して事業を運営し、長く信頼され続ける仕組みを築いていけるかどうかです。
特に、仲間やスタッフとともに歩む事業であればこそ、一時的な成功にとどまらず、将来を見据えた準備と継続的な実践が欠かせません。
だからこそ私は、独学で何とかしようとするよりも、すでに長期的に成果を出している方々から、素直に学び続けることが重要だと考えています。
積み重ねた学びを実践に活かし、丁寧に歩みを進める姿勢こそが、長く愛される事業づくりにつながるはずです。
今この瞬間からの行動が、5年後、10年後の未来をつくっていきます。
一緒に、持続可能で誇れる事業を築いていきましょう。