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教育ITソリューションEXPO2017リポート

デジタル教育は、小中教育から先行するであろう

私は知らなかったのですが、いま文科省が先導して、小学校へのタブレット使用がどんどん進んでいるのですね。

企業向けのe-Learningを見ると、スライド型のものが多いのですが、小中学校向けは、タブレットを前提にしているので、完全にゲームです。

2~3年後に、小学校はタブレット導入をしなければいけないらしく(本当?)大手会社がこぞって、アピールをしていました。

デジタル学習は、おそらく子供向けの市場から、良いものが出てきそうだなと予感しました



↑こんなゲーム型のコンテンツが沢山置いてありました

あと、プログラミング教育も賑わっていましたが、個人的にヒットしたのはLEGOが大好きすぎて創業したLittle Bitsという商品。

私も、金のミニフィグをかばんにつけているほどの、LEGOファンでして、パッケージがまるでLEGOのようで、その場で買ってしまおうかと思ったほどでした。マグネットで部品をつけることができ、かつつながったら、ボタンを押すと光ったりと大人も絶対にはまりそうな商品です。
(でも私の本命はLEGO BOOSTER)



あと、ダイヤブロックで、手続き型の処理をブロックで表現するという商品も面白かったです。タブレットに、あみだくじのような通路とプレイヤーがいて、プレイヤーが早くゴールしたら勝ちというものなのですが、その通路を、ブロックの積み上げ順を利用して、ここは右とか次は左などをイメージしていくのです。


また、キーボードでコーディングしてロボットを動かすのは、小学校低学年からやっているとのこと!



未来は明るいですね!!

小学生でマイクラやっている子ども多いと聞くので、子供の学習データは、どんどんたまっていくでしょう。彼らが社会人になった時、おそらくそのデータを活用するという話になるでしょう。

コンテンツは、企業の現場で作成したいというニーズが多く出そう

イーランニングで、人だかりができているブースを覗いてみてみましたら、パワーポイントが「しゃべるアバター動画に!」というキャッチに引っ掛かり、ご説明を受けてきました。



商品の機能はシンプルで、パワーポイントの下の部分のテキストを、CGのアバターが読み上げるので、動画っぽくなるというものなんだそうです。

なんでこんなのを作ったのかを聞いたら、技術者や事務などの匠な技を伝承するのに、イーラニングを作りたい企業が沢山あるらしく、ベンダーに頼むと制作コストに平均20~30万円かかるので、そこが課題だと思い、低コストでイーラニングを作る仕組みを作ったとのことです。

おお!これがリーンキャンバスのMVP(Minimum Viable Product)っていうやつねと聞きいってしまった。


おまけ

担当者が不在で話が聞けなかったのですが、子供向けに、経営体験ができるゲームというのがありました