私が新卒で就職活動を行わなかった理由
私は、新卒時に就職活動をせず、正社員になる選択をしませんでした。
当時は「自分で何も考えず、ただ無思考に他の人が行うから就活をするという選択は、極めて馬鹿げた行動」だと考えていました。
しかし、自然なキャリアを重ねると「新卒入社」は当たり前のようです。
よくよく面接でも聞かれますし、自分でも良い返答ができずに困っていました
とある本を読みました
「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法」という本の25P目にて、
「転職とは初めての意思決定の場であり、瞬間」
「多くの人は引かれたレールの上を無自覚に、無選択に生きている」
「意味のある意思決定というのは必ず、何かを捨てることを伴う」
と、言及しています
僕にとって、新卒で就職活動をしない、するというのは「人生で初めて現れた"意思決定を行う瞬間"」だったと、はたと気づきました。
前述のように「当時新卒の僕は、自分で何も考えず、ただ無思考に他の人が行うから就活をするという選択は、極めて馬鹿げた行動」だと感じた。と書いています。
平たく言えば「気持ち悪かった」のです。
なぜ、みな違う人間に関わらず、無思考に「誰かが選んだ選択だから、当たり前だと信じて行動できるのか?と言う点」が、なぜか気持ち悪かったのです。
当時の僕は、ただ直感的に自身の行動を正しいと感じ「初めての意思決定の瞬間」として、選びました。
なぜ?
あなたは新卒で就活をしなかったの?
その答えは「正解、不正解かの未来は全く不確かだけど、私の人生において意味のある意思決定だと信じ、何かを捨てることを選んだ」と言えます。
・新卒カード、そして、第二新卒カード。
・新卒として企業でキャリアを積み重ねる選択
など、多くの人が当たり前とする未来を、僕は捨てる選択をしました。
その意味において、おそらく多くの方にとっては「なぜあなたは新卒で就職しないなんて、よくわからない選択をしたんだい?」と、素朴な疑問を持つでしょう。
それは、本書の言葉を借りれば「初めての意思決定の場」に、当時僕が居合わせたと言えます。
大衆とは違うかもしれません。その点は、確かに話し合う必要のある内容とも言えます。
|言語化したとき、目頭が熱くなり、泣きそうになりました
僕にとっては、自然な選択でしたが、多くの人にとっては違う。
奇妙に感じるだろう選択をしたことに対する「明確な言語化」がようやくできたと理解した時に、目頭が熱くなりました。
意思決定
もしかしたら、本書の内容に影響されて、あたかも答えだと感じているだけかもしれませんが、現状での最初の言語化の1側面としては「初めての意思決定」は正しいように感じます。
ある側面から見れば「あまのじゃくなただの若造」とも言えます
ある側面から見れば「大衆と違う選択をする変わり者」とも言えます。
しかしながら
人は、違うものです。
同じ日本人でも、根底的に似たやつも、顔が一緒のやつも、環境が違うやつも、どこにもいません。
なぜかは謎ですが、日本に住んでいると他者と同一的な側面の立場にいることに安堵を抱えがちです。
その点において、僕は違う意思決定を行なった人生だと言えます。
メモ程度に。