Googleは賢くない?99.9%の検索結果は検索ユーザーに全く答えていない事実
2018年は人と機械に答える時代
コンテンツ、ドメイン、リンク、サイテーション、この4つの軸から「機械と人の検索意図に答える」と、SEO対策(SXO含む)でよりポジションを取りやすくなると考えています。SEOの根底はシンプルです。
人は悩み、答えを求め、その答えを返す。そして、答える順番が検索順位として現れています。
コンテンツ|人の検索意図に答える情報
ドメイン|全体のドメインの中で強いドメインを用意する
リンク|コンテンツを中心としたリンク、もしくはサイト群からの自発的リンク
サイテーション|ネットワークを通じた言及度合いとそれらの重み付け
これらをさらに抽象化すれば、EAT(専門性・権威性・信頼性)のあるサイトを目指すことです。
僕の視点から考えれば、人に対して答える文脈はコンテンツだけです。
良いコンテンツを人に対して答える(SXO)と、Googleが食らいたい情報をまとめた機械に対して答える(SEO)とで、サイトにコンテンツを用意してあげれば、早晩ある一定量のポジションを獲得し、収益化できると考えています。
相対評価と絶対評価
コンテンツ、ドメイン、リンク、サイテーションの中で、絶対評価されるのは「ドメインとリンク」です。
コンテンツとサイテーションは、相対評価されると考えて良いでしょう。絶対評価とは、言い換えれば初めから評価がある程度定まっているから、絶対評価されると考えています。
強いドメイン、専門性が高く、権威性もあり、信頼性も高い。
そう聞くと、とある大手企業が水サーバーのサイトを運営している事実を思い出します。あのパターンは1法人or1アフィリエイターor1SEOerが太刀打ちできる領域ではありません。
そもそものスタートラインで、絶対評価軸で+の評価を得ているからです。
あとは、最近だとマイベストが強いですね。あそこは比較的相対評価軸ではあるものの、結構なリンクを持っている企業体サイトではあります。2018年で抜群に優秀なサイトと言えば、マイベストかなと。価格.comと似たような攻め方でもある気しますが・・・。
Googleは賢くない。99.9%の検索結果は検索ユーザーに答えていない
これは、僕がGoogleで検索していて感じる事実なので、他の方の体感だと違うと思います。しかし、真実僕はGoogle(機械)が優秀だとは未だに感じていませんし、どれだけアプデを繰り返そうと全くユーザーに答えていないクエリばかりの世界だと思っています。言い換えればまだまだオツムが足らない機械です。
ゆえに、SEOer、アフィリエイター、SEOコンサルタントは必要なのかなと。
ユーザー目線ではないSEOの世界
クエリによってはユーザーに答える以前に中古ドメインしかないようなページも当然あります。
だからこそ、企業側に責任を持たせるために「EAT(専門性・権威性・信頼性)」とかGは言い出しているんでしょうね。企業サイトである一定量の責任を果たすなら、下手なサイト作りはできませんから。
Googleが賢くないとは、言い換えれば、誰もが良いコンテンツを作る時代ではなかったから。
そう考えています。
googleがパブコン2013~4あたりで「Contentsisking,LinkisQueen」と言及して、はや5年。
日本のローカルGoogleエンジンでもやっとユーザー目線のコンテンツを作ることが当たり前で、ユーザーリサーチ9割を根底にしたコンテンツマッチでなければ勝てないようになっています。
ある意味、Google賢くなるのは、今後5年なんだとは感じています。
クヌギさんのメッセージ。今を貫く最高な言語化で、惚れてしまいました。
キーワード分析、独自のアクセス解析手法、ヒートマップ分析、あらゆる角度からの調査に基づいて「ユーザーが本当に求めているコンテンツは何か」を深く理解し、競合に勝るような「独自性と網羅性を兼ね備えたコンテンツ」を提供していきます。
参照.https://www.wantedly.com/projects/221143
この1文は、SXOとSEOに関する言及をしていると感じて、まさに今のSEO感だな〜と感動しました。
色々な会社がありますが、特にこの視点に立てている企業は今後、強いと思います。
SEOとSXO
これは、車で言えば両輪です。
SEO|検索エンジン(機械)に対して最適化したコンテンツ
SXO|検索ユーザー(ひと)に対して最適化したコンテンツ
どちらもを考えたコンテンツを作る必要性が増しています。
|2019年のSEOは、UXを土台にした新たな領域へいくと思っています。
2018年は特に「SXOを軸としたリサーチコストの高い検索ユーザー検索意図にマッチしたコンテンツ」がかなり評価される時代でした。では、2019年はどうなのか?
それは、UX(ユーザー体験)だと考えています。
特に、UX設計までしっかりと考えてサイトを作り、複数の流通チャネルにおいてターゲットユーザー属性に強みをもつサイト運営をできるSEOerは、より生き残れるのでは?という大まかな予測です。
現状で言語化しつつ体現しているのは、ninaruというアプリを出している企業様だとは思います。抽象化度合いが半端ないので、めちゃくちゃですね。強すぎます。
予測は予測。
その時点になって実際に色々と検証しないと無理ですが、およその可能性を考えて行動するのとでは全く結果が異なります。その意味において、私たちにとっての「UX」とはなにか?
これを考えさせられるのが、2019年かなと。
当然、2018年は「SXO」とはなにか?を答える時代ですね。たった1つ側面でしかありませんが。