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13202日間のメモ

こんにちわ、壮生(そうせい)です。

【佐藤壮生】

東京都練馬区生まれ。
父も母も出版の仕事をしていて、誕生日プレゼントはいつも本でした。同年代の友達と馴染めず、小学校の憩いの場は図書室。中学から自由の森学園という、教科書も試験もない自由な校風の中高一貫校へ入学。18歳で美大予備校に通ったけど入試失敗。どうしようかと思って、英語もしゃべれないのにイギリスに留学。日本から出るのも初めてでした。

イギリス着いて、ジャマイカ人家庭にホームステイしながら、CANっていう単語を覚えたのが1ヵ月後、その6ヵ月後には大学入学、色んな国のやつらとシェアハウスしながらロンドンの大学生活を満喫。建築学部空間芸術学科を主席で卒業。

日本に戻って、東京芸術大学大学院に入学。写真家の鈴木理策さんの研究室に入って、同級生の仲間(現在は「目」として活躍) とアートユニット活動。修了してすぐヨーロッパへお引越し。
スペインの巡礼をカメラ片手に歩いたり、フランス語はしゃべれないけどパリの104アートセンターで受付したり、美術家の川俣正さんの助手したりしてなんとか食いつなぐヨーロッパ生活。そのうち英国のブライトンっていう港町に住み始め、落ち着いてきたら冒険したくなり、海外青年協力隊で美術の先生inブータンに応募。

その面接のために2012年に日本へ帰国したら子どもを授かっていて、海外の青年に協力してる場合じゃないやと結婚。ステキな助産師さんに出会った安曇野のハローワークで職探し。市役所勤務で鳥獣被害対策員として猿を追いかけながら、SOURCEPANIC-無意識がパニック、魂を喜ばせ-っていうタイトルでアート系のZINEを発行。

2年間、鳥獣被害対策員として山と里の境界線で戦ったのち、NPO法人ぐるったネットワーク大町の職員になって「信濃大町 食とアートの廻廊 2014」の企画、運営。北川フラムさんが総合ディレクターをつとめる芸術祭の立ち上げメンバーとして、地域とアートの不埒な関係について思いをめぐらせる日々。

2015年より信濃大町あさひAIRというアート・レジデンス施設を立ち上げて企画、運営を委託管理。同時並行で2016年より株式会社アートフロントギャラリーの社員になり、北アルプス国際芸術祭2017の現地コーディネータとして活動。芸術祭も盛況のうちに閉幕し、またフリーランス生活。

2018年元旦、ついに13202日目を迎えました。生まれ変わります。