採用サービスの「裏側」で起きている異変
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いつも読んでいただきありがとうございます。
Amulet(アミュレット)の迫頭(サコガシラ)です。
今日は、日々の業務の中で感じた「採用市場の変化と違和感」についてお話しします。 私は仕事柄、採用系サービスの企業様から情報提供を受けたり、新規の営業電話でお話を伺ったりする機会が多々あります。その中で、最近ある「変化」に気づきました。
1社目は、誰もが知るネームバリューを持つ企業型スカウトサービスです。
(名前は伏せます、書いたら炎上するw)
いつもなら「御社のクライアントにぜひ!」と積極的な提案があるのですが、最近は「もし合いそうな企業様がいれば使ってください」という程度の、どこか冷めた反応が気になる感じ。
詳しく掘り下げてみると、「成果が出る会社がかなり限定されてきている」のが本音のようです。実績があるサービスだからこそ、逆に「どこでも勝てるわけではない」という限界が見えているのかもと感じました。
もう1社は、転職エージェントが利用するスカウトサービス。こちらの担当者はさらに切実で、「正直、かなり厳しいです……」と吐露されていました。
驚いたのは、提示されたデータです。 成約率から逆算すると、1件の成約に必要なスカウト返信数が、なんと「月間の送信枠」を超えていたのです。 私:「これ、通数が物理的に足りなくないですか?」
担当者:「……そうなんですよね(苦笑)」
もはや、普通に運用しても成果が出ないことが「数字」で証明されてしまっている状態でした。
「じゃあ、どうすればいいの?」という話ですが、結論はシンプルです。 「サービスに頼り切った採用」ができる企業は、今後さらに限られてきます。
今、間違いなく必要なのは「広報」。
SNSなどで認知を広げ、いざという時に直接声をかけられる関係性を作っておくこと。
そしてもう一つが「リファラル(社員紹介)」です。媒体やエージェントが通用しなくなれば、自社のつながりに頼るのは必然の流れと言えます。
以前、ある講演で「どうすれば採用できるか?」という問いに対し、参加者から「会社を大きくすればいいんでしょ!」という衝撃の解決策が飛び出したことがありますw
従業員規模別の求人倍率を見れば、確かにそれは一つの正解です。でも、そんなことを平気で言えてしまう社長の会社こそ、実は採用に困らなかったりするんですよねw
採用はこれからさらに厳しくなります。 少ないチャンス(打席)の中で、確実に安打を打てる「勝負強い採用体制」の構築が急務です。
労働人口の減少がさらに加速する前に、足腰の強い組織を作っておくことをお勧めします。
今週もお読みいただきありがとうございました。
また来週お目にかかりたく思います。