こんにちは、株式会社ECODA 代表の平間一也です。
今回は、私がこの事業を選んだ理由と、訪問営業をやめて広告に振り切っている理由について、いちど整理して書いておこうと思います。
戸建て向けの太陽光と蓄電池を扱う会社をやっています。今日は、私がなぜこの事業を選び、なぜ広告という手段にこだわっているのかを書いてみようと思います。
四つの業界で気づいたこと
私は太陽光の出身ではありません。不動産、保険、リフォーム、古物買取。独立するまでに、いくつもの業界を経験しました。
扱う商材も、お客様の層も、業界の慣習もそれぞれ違います。それでも、どこに行っても同じことを感じました。正しい情報がきちんと届いているかどうかで、お客様の選択が大きく変わるということです。
同じ商品でも、判断材料を持っている方は納得して選べます。持っていない方は、選ぶこと自体が難しくなる。この差を埋められれば、それだけで価値になる。四つの業界を通して、私はそう考えるようになりました。
太陽光に、大きな可能性を感じました
独立前、私は他業種の広告運用をしていました。情報を必要としている人に届ける仕事です。
そこで太陽光・蓄電池の市場を知ったとき、これは自分の技術がそのまま活きる領域だと感じました。生活に直結する商材でありながら、丁寧に情報を届けている会社がまだ少なかったからです。良い商品を、必要としている方に、正確に伝える。やるべきことがはっきり見えました。
独立を決めた理由自体は単純で、自分の考えを最も早い形で実現したかったからです。
広告は、集客の手段だけではありません
私たちは広告を通じて情報を届け、興味を持ってくださった方とお話しします。訪問営業は行っていません。
太陽光は、屋根の形も、日当たりも、電気の使い方もご家庭ごとに違います。だからこそ、比較して考える時間が必要な商材です。お客様がご自分のタイミングで調べ、納得したうえでご相談いただける。その形がいちばん良いと考えて、この方法を選びました。
広告を出し続けているのは、適正な価格と正しい情報を知っていただくこと自体に意味があると考えているからです。知ったうえで選んでいただけるなら、私たちを選ばないという結論でも構わないと思っています。
太陽光の役割は、この10年で変わりました
よく聞かれるのが、太陽光は今も得なのかという質問です。
10年前は、売電で収入を得るための設備でした。屋根を使って電気を売る、という考え方です。それが今は、電気代の負担を抑えるための設備に変わりました。発電した電気を自分の家で使い、電力会社から買う量を減らす。増やすためではなく、支出を抑えるための設備になったということです。
役割が変わったからこそ、判断の仕方も変わります。ある程度の電気代を払っていて、屋根や日当たりの条件がそろうのであれば、電力会社から買い続けるより設置したほうが確実に安くなります。私たちがまず確認するのは、そこが合っているかどうかです。
条件をきちんと確かめたうえでご案内するので、導入後に満足していただける方が多いのだと思っています。合う方に合うものを届ける。それが結局いちばん誠実なやり方だという結論に至りました。
社員に伝えていること
大事にしていることは、突き詰めるとひとつです。お客様に対して適正な価格と適正な商品をお届けすること。目先の数字ではなく、長く信頼される選択をすること。
ここまで来られたのは、社員と協力業者のおかげです。私は広告という武器を持ってこの業界に入りましたが、実際に屋根に上がるのは職人です。3,000件を超える施工実績は、社内外の人の手が積み重なった結果でしかありません。一人の力では、何もできませんでした。
これから独立を考えている方へ
経験者として伝えられることを、三つだけ書いておきます。
筋を通すこと。目先の利益ではなく、人との関係を大切にすること。そして、誰もやっていないことに挑戦すること。前例のない進め方でも、うまくいかなければまた次を探せばいい。私はそう考えています。
独立してよかったと感じるのは、さまざまな業界の方と関わることで、世の中の動き方を知れることです。会社の中にいるだけでは見えなかったものが、たくさん見えるようになりました。
電気だけは、自分の家でつくれます
私が最終的にやりたいのは、太陽光と蓄電池を当たり前のものにして、適正な価格で行き渡らせることです。
ガスも水も、自分の家ではつくれません。けれど電気だけは、自分でつくって、貯めて、使うことができます。私たちが届けているのは太陽光パネルではなく、その手段だと考えています。
新築の戸建てでは、太陽光はこれからさらに標準的な設備になっていきます。電気自動車も増えていきますから、自宅で電気をつくって貯めて使う家庭は着実に広がっていくはずです。電力の需要が増え、災害への備えも必要になるなかで、すべての家庭が自給自足を目指してよいと本気で思っています。
正しい情報が届けば、選択は変わる。四つの業界で気づいたことが、いまも私の出発点です。
