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チームマネジメントの重要性と気づき

民泊の会社でインターンバイトとして働かせていただいております。卒業後は自分自身、ゲストハウスホステル運営会社のマネージャーとして働かせていただく予定で、卒業までに宿泊業の会社で学べるきっかけがあると思い、アルバイトとして働きはじめました。

COTO京都はもともと東京で民泊事業をしており、4ヶ月ほど前に京都で事業を開始した会社です。業務内容は最初、サービスの一部である送迎の業務担当として配属されることに決まりました。しかし、一日のお客さんの数により、いつも送迎ではないため、他の受付業務、雑用なども業務として行っています。CAFEも営業しているので、CAFEスタッフとしても働いています。つまり、マルチに業務をする立場として働いています。掃除もするときもあれば、お客さんの対応だったり、集客のための分析など。

チームマネジメントに対する大きな課題を感じました。働いている民泊会社はもともと不動産を本業として運営している会社です。上の社員さんたちの年齢層は高めで、若い社員さん達はほぼ外国人で、とても多様性のある環境です。その環境の中でアルバイトながら、上の社員さんと若い外国人との間のコミュニケーションやマネジメントに課題があると感じていました。アルバイトという立場の中で、どうその課題と向き合うか、そんな問題意識を持つことはできるのですが、実際に課題解決のために、実践的な行動に移す大胆さに欠けているという課題を自分の中に感じました。

会社や環境に対して問題意識を抱える中で、少しでも改善できる切り口があると考えました。まずは自分と同じ目線を持った若いスタッフのマネジメントやチームビルディングをしてみようと対応してみました。なぜなら、お客さんとゼロ距離で接しているのは、若いスタッフや僕のようなアルバイトの人なので、その立場の人のモチベーションを上げることで、業務の生産性が上がり、間接的にお客さんの満足度も上がると思います。そのためには、若いスタッフ同士の環境を良くすることがアルバイトのポジションである自分ができることで優先するべき事項だと感じたからです。まずは外国人の若いスタッフの中で信頼や理解を得ることに努めました。若い外国人スタッフ一人一人の考えや思いを聞くことから始めました。そして、若いスタッフの中でチームとして働いているという意識を持てる雰囲気を作ることに努めました。留学の経験や大学で異文化理解や言語を勉強しており、全く新しい事ではなかったので、そこに関しては難しくありませんでした。

しかし、上の社員さん達との関係をうまくマネジメントするための手段を実行することができず、大きな課題を感じました。会社としてのチームマネジメントの重要性を強調し、提案する勇気と自信が持てず、自分の課題だと強く感じています。

この経験を通して、いかにチームマネジメントが業務の生産性を上げる重要な手段と肌で感じることができました。またそれに問題意識を持ち、課題解決のプロセスを考えるきっかけになりました。

これからは、もっと実践的にその課題を解決するために行動できる環境で、経験を積みたいと思っています。