レガシーサービスを止めずにAWS費用を月20万円以上下げた話
あるコンテンツの事業で、クラウド(主にAWS)をほぼ1人で見ていました。
自分が手を入れた分だけで、AWSの費用を約1人月で月20万円以上下げました。とにかくレガシーな環境で、聞いたこともない案件のインスタンスが10年近く動きっぱなしだったり、もう用もないのにMySQLの5系が残っていて保守料だけでとんでもない額になっていたり。関係者を把握するだけでも大変でしたが、ひとつずつ、使っていないEC2を消し、過剰なものはサイズダウン、RDS・EIP・EBS・ALB・S3まわりの要らないものを整理。セキュリティグループも整理して、コストだけでなくセキュリティも上げました。カオスな構成でしたが、調べ方や手順の整理をAIに壁打ちしながら進められたので、サーバー内部の調査自体は思ったより早く片づきました。
S3は、一定期間を過ぎたデータを維持費の安いクラスへ移す運用に。移す前のアクセスログはAthenaで集計できるようにして、後から分析にも使えるようにしました。
コスト削減は、インスタンスを落とせば数字はすぐ下がります。難しいのは、止めずに下げること。どこを削るとどこに影響が出るかを見極め、ここはしっかり計画的に進めました。派手ではないですが、自社サービスを持っている会社ほど効く仕事だと感じました。
こうした足場の最適化や新しい開発も含め、少ない稼働でコストとサービスの両方を効かせられる現場で力になれると思います。