「僕の論文は無理だけど、仁(私)のは人を泣かせれる」
ランドスケープデザインの研究室にいた私は、風景との関係性を身体表現を通じて記述する映像作品を卒業の制作として提出し優秀賞をもらいました。担当教授とは長い付き合いで、度々怒られました(全て僕が悪いです)。世界各地で踊るために休学し、毎週教授にレポートを提出し続けます。提出作品(映像と冊子)を教授に渡すと、大泣きしてくれました。気づくと僕と教授の文脈がありました。この事象を予測して制作を始めたわけではありません。言語や論理では勝てない「なにか」の大切さを学び、一生の研究テーマにしたいと思ってます。優秀な同期にも「僕の論文は無理だけど、仁(私)のは人を泣かせれる」と言ってくれたのも大きい収穫です。