レスリーキーさんにポートレイトを撮影していただいた。
ご報告。
2015年11月、フォトグラファーのレスリーキーさんにポートレイトを撮影していただきました!
セクシャルマイノリティの人々にスポットライトを当て、
様々なフォトグラファーが10000人のLGBT当事者を撮影する、
カミングアウトプロジェクト。
東京オリンピック開催の2020年までに
多様で開かれた『TOKYO』を目指す、
2015年春からはじまったプロジェクトに、被写体として参加しました。
■あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。■
OUT IN JAPAN
http://outinjapan.com/daijiro-harada/
***
自分が何者であるのか、ずいぶんと長い間探してきた。
その答えを、
社会や職場、答えをくれそうな高尚な本に、
有名な誰かのトークイベントに、
旅先に、
自分以外の他の誰かに、求めていた。
『もっともっと自分が輝きたい!!』
ある時から、ふつふつと自分の中から湧き上がってきた想い。
自分を見つめ、
自分がなにを感じ、
自分がなにに喜び、なにを幸せだと感じているのか。
自分に意識を向けて、
自分の声に耳をすませた。
今回の撮影参加は、
LGBTの権利や自由のためでもなく、
大げさな決意表明でもなく、
ましてや誰かのためでもなくて。
『自分がもっともっと、光輝きたい。』
ただ、ただその純粋な想いと、
ミーハーな気持ちだけだった笑
自分を見つめ、
自分に意識を向けていくと、
過去も、執着も、
利己心も強欲も自我も、
そして自分自身をも手放せるようになった。
手放したら、自分をゆるせた。
他人を周りの人を、すべてゆるせるようになった。
そしたら、恐怖がなくなった。
あぁ~~~~~自由だなぁって思った。
いまは
なにに恐れることなく、
瞳を開いて、
いまを超えて、僕はあたらしい自分になっていける。
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いつも側で支えてくれるカフェスローの仲間と
これまで出会った愛すべき人たちに感謝を込めて、
そして「いまも不安と孤独の中にいる人たち」に、
少しでも届くことを願ってカミングアウトメッセージを書きました。
よかったらご笑覧ください!
原田大二郎