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三日坊主でも唯一続けられることがある

前回の自分が、

残した論題があった。


Q「どうやったら好きなことを続けられるのか」






A.わたしが聞きたい。




本当に、


ビックリするくらいに自分は3日坊主なのだ。




小学校のとき、「水の中に浮かぶのが気持ちぃー」いうだけの理由で水泳教室に入り、

3日で、(週一なので3週間)


「あ、自分は泳いでも泳いでも勝てっこないんだ」と、なんとも言えない劣等感を感じて、

一ヶ月もしないうちに辞めた。



同じ時期に漫画をノートに描き始めた。


そして、

小学校の卒業文集を書く日がきた、

将来の夢は漫画家だぞ、

と思いながらも、

なれなかった時のことを考えたら恥ずかしくなった。


コッソリ「美術関係」と書き直していた。






水泳は勝てっこないと思ったから辞めた。




「なるほど、じゃあさ、漫画でなら勝てると思ったから続いたの?」



と聞かれたら圧倒的にNOだ。









自分は3日坊主だから、


いろんなことを手当たり次第始めてみては、


3日でやめた。




漫画も辞めた。



小6の終わり、

はじめて使うGペンの難しさにめげてペンを置いた。



中2の春、

別マに憧れた。投稿するぞと意気込んだ。

それでも、原稿8ページまで進んだところで、自分の漫画のつまらなさに自分でも飽き、ペンを置いた。



高1の夏、

バクマンに出会った勢いで、なんとか初めて別マに持ち込み用の原稿を書き上げた。運良くデビューした。




しかし、



受験期に入り、


一年のブランク。

ボツのスパイラル。


30ページ、40ページ、40ページ、30ページ……時間と一作一作への思いが闇に葬られた。



苦しくなってペンを置いた。




たくさん辞めた。

三日坊主を繰り返した。



好きなことほど辞めたくなった。

三日坊主だけが続いた。





そうして、気付いた。




三日坊主を続ければいいんだと。




そう思うことで、

自ら始めたことすら続けられない自分を、

責めることがなくなった。





「今日、やめたくなったら、

やめてもいいんじゃない?



三日後にもう一度始めればいいじゃん。」



そう思うことで、三日坊主以外にも、

続けられることが増えた。



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ぽん⛳️

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