意味不明な標語
最近Xで変な標語の書かれた看板が、外国人旅行者の間で話題になっているようだ。
Bug is Over
不具合よりも、失う信頼
戻らないからだそうである。
最初の「Bug is over」からして「War is over」というのと同じくらい盛大にスベっている感がある。
そもそも論として、人が作り出すものに完璧などありえない。定積分の極限の世界と同じで0に近づけることはできても0には決してならない。そんななか、テストを生業としてる会社がこんな事を恥ずかしげもなく平気で不特定多数の乗る新幹線の中で広告として出してしまう神経は到底理解しがたいものである。
むしろ、エンジニアリングの世界においては、バグでも暴走でも不具合においても、一定起きる前提で考えるべきであり、時にはそれをコントロールできる状態に収束させることが正しいのではないかと思う。原子力発電はなぜ素晴らしいのか?それは核分裂による暴走をコントロールすることでエネルギーを取り出しているからである。
彼らは、適切に設計やテストをしていれば、いつしか完璧なものが作れると本気で思っているのだろうか?