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仕事と家族と子育てのバランス

 こんにちは、青木裕子です。

 私は今、TBSでアナウンサーをしていた時代と比べると、余裕を持ってお仕事をさせていただいています。その仕事量は出産前と出産後で変わりません。それは、別に仕事を制限しているというわけではなく、フリーランスになってからはずっと同じくらいのペースでお仕事を続けています。

 そんな今の仕事のペースも、主人の協力があってこそ続けることができています。主人が家にいるお休みの日に私は仕事を入れて子どもを見てもらい、家のことをやってもらうこともあるので、主人の協力にはとても感謝しています。


 うちは二人とも男の子なので、「元気で大変じゃない?」なんて聞かれたりもしますが、今はまだ下の子がそこまで動かないのでそこまで大変さは感じていません。でも、これで下の子も動き始めた時のことを考えると大変そうだなとは思っていますね。それこそ主人の男手にも期待しちゃっています。上の子は本当に元気いっぱいなんです。毎日公園に行って走り回って、外で遊んだりする機会をなるべく作ろうと思っているのですが、それで元気いっぱいに育ってくれているのかもしれません。

 私は「主人が協力的でいいね」と言われる機会が多いのですが、それは初めからすんなりいっていたわけではなく、長男を妊娠中に何度も主人とケンカしてしまったりと、夫婦間の意思疎通に苦労した時期もありました。また、私にそう相談してくださるみなさんも自分の主人にははなから「協力してくれない」と諦めていたりするんですよね。もっとご主人と話をして、協力を仰いだらそうしたらもっと何か見つかるのかなと。もちろんそれぞれの家庭で事情が違ってきますから一概には言えないんですけど、もっと向き合って話をしたらいいのにと思います。


 子どもが生まれる前はとにかく主人に家で気持ちよく過ごしてもらうというのが最優先事項で、そのためには私が気を使ったり、グッとこらえるようなこともありました。今は子どものことに関しては我慢することなくはっきり伝えるようにしています。

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