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インターン体験談(Reina #2)他では体験できない経理とPR・広報の業務


こんにちは。一年半前に一度体験談を書かせて頂きました、田中玲奈です。今回の記事では、私の現在の業務内容の深堀りをしていこうと思います。

担当させて頂いているのは主に経理業務とPR・広報業務です。

実はどちらの職種も、ここで働くまで未経験でした。(経験問わず任せて頂けるという魅力は他のインターン生の記事で感じて頂けると思います!)今日は私が日頃行っている2つの業務を、それぞれ深堀りしていきたいと思います。

経理業務について

業務内容は、クラウド会計ソフトへの入力、納税手続き、月々の支払業務等がメインです。

正直任された時は、誰にでもできるような単純作業だと感じました(ごめんなさい笑)。ですが半年経った今、World Wide Wingsで経理を経験することは、いち社会人としてかなり貴重で役に立つと感じています。その理由は二つです。一つ目が、成長途中の企業のお金の流れをリアルに勉強できること。二つ目に、経理を「脇役」ではなく、「主役」にしていくチャンスがあるということです。

成長途中の企業のお金の流れをリアルに勉強できる】

最近は働き方が多様化してきて、何歳でも起業したり、フリーランスとして独立したりする人も増えてきましたが、多くの方は経理業務や税金の仕組みの理解に頭を悩ませているのでは?と思います。実際私も2年半前に会社員から個人事業主になった時、社会保険、税金、年金、何に関しても無知でした。そのため、退職してから数か月、あれよあれよと貯金が減って大変な思いをした苦い経験があります。100%自業自得ですが(笑)このように日本人はマネーリテラシーが非常に低いです(私だけだったらごめんなさい)。学校でも会社でも教わらないですよね。

だからこそ、いざ自分が事業を始めようと思った時、お金に関して右も左も分からない人がほとんどだと思います。ファイナンスについて何も知識がなければ、せっかく強い信念やビジョン、いいサービスを提供していても、続けることが難しくなってしまいます。

今のWorld Wide Wingsは絶賛事業の拡大期にいるため、社長の城英さんと税理士の会話や財務諸表から学べることは非常に貴重です。「こんな申請が必要なのか」「こんな補助金の制度があるんだ」と学びは尽きませんし、「税金」といっても、それぞれ納めるタイミングも違います。そんなことをリアルに学ぶことができます。資格の勉強など机上での学問ではなく、もはや体験学習です!笑

【経理を「脇役」ではなく、「主役」にしていくチャンスがある】

経理業務というのは、単純作業に感じがちです。今会社員で経理業務をされている方も、「誰にでもできる事務作業」と、最初の私のように思っている人もいるかもしれません(三度目のごめんなさい)。好きでなければ、やりがいを感じにくくモチベーションが湧かない、と思う人も多いポジションだと思います。

この点に関して経理を任される時、城英さんより、「”作業”になってしまいがちな経理業務を”攻め”のような業務にしたいと思ってる。その視点で業務を進めてほしい」との指示がありました。初めは理解ができませんでしたが、だんだん意図が分かってきたような気がしています。

大企業ではファイナンス部門に関わる業務は膨大な量なので分業が進んでいて、いち担当者レベルでは会社の一部のお金の動きしか分からないことが多いと思います。World Wide Wingsでは現在、この全ての業務は顧問税理士の監査の下、社長と経理担当のみで行っています。そのため経理担当も全体のお金の動きを把握しやすいです。お金の動きを正確に把握してそれを分析できれば、決裁者や経営者が気づけない新たな提案ができるかもしれません。経理業務を通して、"当たり前”に疑問を持つチャンスが増えると思います。また請求書や領収書を通して、消費者では接点のない企業やサービスを知るきっかけにもなり、新たな発見も多いです。

大きな会社では、いち経理担当の提案や意見など流されてしまうかもしれませんが、ここでは、きちんと意見として尊重して聞き入れてもらえます。「会社の経理」という枠を超えて、現場や経営にどんどん関わっていくことが出来るのです。経理業務を単なる作業と捉え脇役に徹するか、どんどん気づきを見つけて主役のように働くか、World Wide Wingsは、意識次第で役割を変化させられる環境です。ちなみに、これは経理だけではなく、ほぼ全ての職種に当てはまります。

②PR・広報業務について

PR業務のゴールは、「問い合わせ数を増やすこと」です。「PR・広報業務」というと、「顧客に響くキャッチコピーを考えたり、かっこいい広告デザインを考える」ということをイメージしがちかもしれません。ですが、実際にはそのような業務はほんの一部で、業務内容は多岐に渡ります。現在の私の業務内容としては、

広告媒体の検討、広告のスケジュール決め、SNSの運用、ブログの投稿、ホームページの改善、結果分析

などなどです。今の私の業務の進め方と今後の課題を紹介したいと思います。

【業務の進め方にマニュアルはない。とにかくPDCA!】

まず、私はPR業務の経験はありませんでした。それなのに、「私がここまでやっていいんですか?」と何度も聞いてしまうほど、色んなことを任せて頂いています。ここからここまでが業務、という概念は基本的には無く、日々黙々とリサーチして自由にアイデアを生み出し、相談して実行、報告、結果を分析した上で更にアイデアを出し合って方向性を確認して再び実行、というPDCAの繰り返しです。

具体的に顧客の分析をしてペルソナ設定をするなどのデータを下に業務を進めることもあれば、「こういう素材が集まってるんだけど何かに活かせないかな?」という質問からアイデアを考える事も多いです。アイデアをどんどん生み出して、周りを巻き込んで実行していきます。

私は経験が無かったので最初は何冊も本を読んで勉強を試みましたが、経験が無いからこそ、やってみないことにはなかなかイメージが湧きませんでした。私が先に知識を詰め込んで頭でっかちになっているのを、城英さんは「予算はここまでだったら使ってもらっていいからやってみよう」とチャレンジを促してくれ、半年間色々アイデアを出し合ったり、ママさんにインタビューをしてみたり。インターン仲間のサポートも受けながら、今も毎日試行錯誤の連続です。

その結果、うまくいったこともありました。まず現在の顧客の属性や、入会の動機、問い合わせに至るまでの接点などを項目ごとに分析しました。その結果、当スクールに興味をもつ親御さんの大多数が、「過去に既にお子様に英語を習わせたことがあり、よりよいスクールを検討している」ということと、「特定のエリアからは投函チラシを見ての問い合わせが多い」ということが分かりました。

そこで、ポスティングの際のターゲティングをより細かく行う事によって、1か月の問い合わせ数を3倍(前年同月比)に伸ばすことができました。

【決められたやり方が無いからこそ悩むことも。私の今後の課題】

私の課題は、「広告の効果を定点観測して、ロジカルに結果の出る広告をつくっていくこと」です。

半年間様々な広告に挑戦してみましたが、出てくる結果をどう分析して、どう結論づけて次に活かすか、というプロセスに苦戦しています。顧客が問い合わせに至るまでの接点は1つであることは稀で、口コミ、通りかかった、ブラウザ検索、そして広告という複数の接点をもった後に問い合わせがあることが多いです。そのため、どこまで私が遂行している業務の効果として測定すればよいのか、頭を悩ませています。

この課題に向き合い続けて、より潜在顧客のニーズにリーチするのが私の今の目標です。

もちろん、他にもチャレンジしてうまくいかなかったことも、全然良いアイデアが思い浮かばなくて苦しいことも沢山あります。むしろほとんどそうかもしれません。笑 自分の未熟さを痛感しますし、あープロに任せたいーってなります(笑) ですが「こう考えているんですけど進まなくて…」という時には、現場のスタッフを巻き込んで一緒に考える機会を頂けたり、その場に居合わせたスタッフが一緒になって話し合ってくれます。フルタイマー、インターン、アルバイトなどという立場関係なく、World Wide Wings組織全体が一人ひとりを尊重し、とても人を大事にしていると感じます。

まだまだやってみたいのに手が回っていない事が多いので、一緒にPR・広報業務を進められる方が増えたら、私もとても嬉しいですし心強いです!笑


おわりに

私のWorld Wide Wingsでの業務は経験が浅く、もちろんまだまだプロフェッショナルには程遠いです。どちらの業務もプロに任せることもできるのに、それでも責任のある業務を通して貴重な経験を積ませて頂けることに感謝しています。今後も、この感謝を結果に変えられるよう尽力していきたいと思います!























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