絵のプレゼント
この絵は、亡き父がフランスとイタリヤへ旅行に行った時に描いたパリの街角です。
ペンと水彩絵具で、サラッと描いた軽いタッチの絵が好きで、何枚か額装しています。このお気に入りの一枚を、あるピアニストにプレゼントしました。
その方とは、職場でたまに数分、いや時間が許せば数十分話すこともありましたが・・・言ってみればそれだけの仲です。だけど、私にとっては貴重な時間、しばしの楽しみの時間でした。今日(3月22日)は、そのピアニストの最後の仕事の日でした。
彼女には拘りがありました。だから、この絵を気に入ってもらえるかどうか分かりません。お見せして、場合によっては持って帰れば良いと思いました。
彼女は仕事を辞めると同時に、新しい仕事のために実家近くのアパートへ引っ越すとのこと。ふとシャンデリアのことが思い浮かび、私が買ったシャンデリアのことを話したら、ちょうど彼女もシャンデリアを見定めているところでした。ついに買ったのは、白ではなく濃いめのクリーム色のフレームの(私のより)シンプルなものでした。そのフレームの色とプレゼントする絵のマットの色が似ていました。それと、額はグランドピアノの色、真っ黒でしたから、マッチすると思えたのでした。
父の絵が本当に愛してくれる人の元に届き眺めてもらえることに、私はとても幸せを感じます。一枚の絵が、人に与える力を私は信じています。
私には、私に寄り添ってくれる何枚かの絵があります。決して有名な画家のではなく、旅先でふと目が会った絵、何かの機会にいただいた絵___。私の元にやってきた理由はそれぞれにあるのでしょうけれど、全てご縁があってやってきた絵、私はとても大切にしています。
💕人の心を大切にします💕