マレーシアから信州へ──知らない世界に飛び込んだ私の物語
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はじめまして、Aqilah(アキラ)です。Wantedlyは初めてなので、プロフィールを見て「なぜヒジャブを着けたマレーシア人が日本のエンジニアを探しているの?」と思った方もいるかもしれません。少しだけ、私のストーリーを聞いてください。
2012年、マレーシアで高校卒業試験(SPM)に向けて必死に勉強していました。当時、将来の進路なんて全く分からず、ただ姉に言われた「勉強を頑張れば、どこへでも行ける」という言葉を信じて努力しました。その結果、2013年に予想外の好成績を収め、学校のベストスチューデントに選ばれました。
その年、数え切れないほどの進学オファーを受け、その中でJPA奨学金(マレーシア国費)を獲得し、日本で経済学を学ぶことに。日本語ゼロ、文化も未知。それでも挑戦を選び、IBTマレーシア日本語学校で1年間、日本語を猛勉強。まるで試練のような日々でしたが、2014年にEJU試験に合格し、2015年、長野県の信州大学に入学しました。自然豊かで、人も温かい、最高の場所でした。
卒業後は日本の製造業で2年以上勤務。仕事を通じて、日本の働き方や価値観を深く学びました。その後、結婚を機にマレーシアへ帰国。現在はITリクルートメントの仕事をしながら、日本語を活かし、日本市場のエンジニア採用を担当しています。
18歳の頃には想像もしなかった世界で、学び続けられることに感謝しています。日本、そして日本語との出会いは、私の人生を大きく変えました。これからも新しい出会いを楽しみにしています。ぜひ気軽に話しかけてください!