「創造性は教えるものではなく、立ち上がる条件をつくるものだと思っている」
創造性は、才能のある一部の人だけのものではない。
私はそう信じて、これまで仕事をしてきました。
企業のデザイン部門や研究開発の現場では、「正解を出すこと」「成果を出すこと」が強く求められます。その一方で、本当に新しい発想や問いは、余白や迷い、対話の中から生まれることが多い。
その矛盾の中で、私は「教える」よりも「条件を設計する」ことに力を注いできました。
ワークショップや教育プログラムでは、答えを提示するのではなく、参加者自身が問いを立て、試行錯誤し、言葉にならない感覚を掴んでいくプロセスを大切にしています。
そのために、空間、時間配分、問いの投げ方、身体の使い方、対話のリズムまで含めて設計します。
また近年は、AIやテクノロジーの進化によって、思考や生産性が加速する一方で、人間の感性や身体性が置き去りにされがちな状況に強い関心を持っています。
クラシックバレエやアロマセラピー、食と健康の探究も、すべて「人が本来もっている創造性の源泉はどこにあるのか」を考える延長線上にあります。
創造性が自然に立ち上がる瞬間に立ち会うこと。
そして、それが個人や組織の中で持続していく環境をつくること。
これからも、その伴走を続けていきたいと思っています。