架空の寿司ブランド「MARU SUSHI」のWebサイトを制作しました。
この課題を始めた頃、私は「UIデザインとは、見やすく美しい画面を作ること」だと思っていました。しかし、制作を進める中で、その考えは少しずつ変わっていきました。
まず取り組んだのは、「どんなお店なのか」を考えることでした。
高級すぎず、カジュアルすぎない。
特別な日だけではなく、日常の少し贅沢な時間にも選ばれる寿司店。
そんなイメージから、「季節を、一貫。」というブランドコンセプトを考えました。
このコンセプトを軸に、ロゴ、色使い、写真、タイポグラフィ、画面の余白まで、一つひとつのデザインを組み立てていきました。
制作では、最終的なデザインだけでなく、ワイヤーフレームや情報設計にも多くの時間をかけました。
「予約ボタンはどこに置けば迷わないか。」
「最初に何を見せれば、このお店に行ってみたいと思ってもらえるか。」
画面の美しさだけではなく、ユーザーの行動や気持ちを考えながら何度も試行錯誤を繰り返しました。
このプロジェクトを通して、デザインとは「形を作ること」ではなく、「人の体験を設計すること」なのだと実感しました。
見た目が美しいだけでは、人の心は動きません。
ブランドの想いや世界観を理解し、それをユーザーに自然に伝えることが、デザインの大切な役割だと感じています。
この経験をきっかけに、私はグラフィックデザインだけでなく、UI/UXデザインやブランドデザインにも強く興味を持つようになりました。
これからも、一つひとつのデザインに理由を持ち、使う人の気持ちに寄り添った体験を生み出せるデザイナーを目指していきたいと思います。