【Creator Story】AIは「魔法の杖」ではなく「新しい筆」。映像ディレクターが挑む、AIGC×物語の新しい形
皆さん、こんにちは!デジタルハリウッド大学大学院(DHU)26卒の詹(セン)です。
「映像が好き」という情熱だけで海を渡り、東京で創作活動を続けてきた私ですが、今、大きな時代の転換点に立っています。それは「AIGC(AI生成コンテンツ)」との出会いです。
今回は、伝統的なアニメーションから始まった私のルーツと、なぜ今AIを使って物語を紡いでいるのか、そのストーリーをお話ししたいと思います。明日からの創作や仕事にワクワクしたい、そんな方にぜひ読んでいただければ嬉しいです!
原点は「3DCG」への没頭。銀賞から始まった創作の道
私のクリエイターとしての原点は、中国の大学でアニメーションを専攻していた時代にあります。当時はMayaやZBrushを使い、毎日泥臭く3DCGモデルと向き合っていました。
卒業制作では、企画からモデリング、レンダリングまで全て一人で完結させた個人アニメーションを制作。その結果、**学部の卒業制作展で「銀賞」**をいただくことができました。この時培った「視覚言語(映像の文法)」の基礎が、今の私の大きな武器になっています。
AIは敵か、味方か?DHUで出会った「新しい筆」
さらなる表現を求めて、デジタルハリウッド大学大学院(DHU)へ進学しました。そこで直面したのが、急速に進化するAI技術です。
正直に言うと、最初は「AIがクリエイターの仕事を奪うのではないか」という不安もありました。しかし、研究を重ねる中で気づいたんです。AIは魔法の杖ではなく、**「僕の想像力を爆速で形にしてくれる、一番わがままを聞いてくれる筆」**なのだと。
実践!TikTok運営とAI短編映画『余温の復蘇』
「理論だけでなく、実践で証明したい」。その思いから、二つのプロジェクトを立ち上げました。
TikTokでのAI動画運用:
「監視カメラ×擬人化された動物」をテーマに、柴犬や猫が深夜のオフィスで過ごすシュールな世界観を構築。100本以上の投稿を通じ、AIがいかに効率的に魅力的なIPを生み出せるかを実証しました。
AI短編映画『余温の復蘇(The Warmth Returns)』:
伝統的な映画の演出技法と、nano bananaやKlingAIといった最新AIを融合。技術の誇示ではなく、観る人の「心」に届く温かい物語をAIでどう描くかに挑戦しました。
これから僕が目指すもの:AI時代の叙事詩を創る
私は今、26卒として卒業を迎えましたが、歩みは止めていません。むしろ、1年間の「特定活動ビザ」という猶予を得て、さらに深くAI×映像の可能性を追求しています。
私が目指すのは、「AIネイティブなディレクター」**です。制作コストや時間の制約で諦めていたアイデアを、AIという相棒と共に次々と形にし、世の中を驚かせたい。そんなワクワクする未来を、東京のクリエイティブシーンから発信していくつもりです。
最後に:新しい挑戦を考えるあなたへ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
26卒としての就職活動は決して平坦な道ではありませんでした。でも、その葛藤があったからこそ、自分にしかできない「AI×物語」というスタイルが見つかったのだと感じています。
「変化が激しくて不安」という季節かもしれませんが、思い切って新しい技術に飛び込んでみる勇気を大切にしてほしいです。もし私のストーリーに少しでも共感していただけたら、ぜひ「Wantedly」で気軽に話しかけてください!一緒に映像の未来を語り合いましょう🤝