「エンジニアがVtuberのライブに行って、気づいたこと。」
去年の12月、初めてリアクトフェスに参加した。
きっかけは台湾のDiscordサーバーで知り合ったファン仲間と直接会うこと、そして好きなタレントの最後のライブを見届けること。仕事でも趣味でも「コンテンツ」に関わり続けてきた自分にとって、あの場所は特別な空間だった。
会場に入ると、クリスマスの装飾とプレゼントボックスが並んでいた。昼の部は冬の曲が中心で静かな雰囲気だったが、夜の部はセットリストのバランスが絶妙で、最後まで会場全体が一体になっていた。
初参加のメンバーが歌う姿を見ながら、ふと思った。この熱量を、もっと多くの人に届けられたら。
自分は台湾出身で、日本のVtuberコンテンツが現地でどれだけ愛されているかを肌で知っている。でも同時に、文化やコミュニケーションのズレで、本来届くはずの人に届いていないものがある、とも感じている。
エンジニアとして培った「複雑なものを整理して、人に伝わる形に変える力」を、今度はコンテンツの世界で使いたい。
あの夜のライブが、その気持ちをもう一度はっきりと確認させてくれた。