自然と健康を考えてきた、自分だけの働き方
◆ ルーツと転機:大自然が教えてくれた、自分だけの生き方
福岡市で生まれ育ち、幼い頃から親の影響でアウトドアやキャンプに親しんできました。現在でもマラソンやトレイルランニング、自転車など、常に自然の中で身体を動かすことが私のライフスタイルの一部です。
大学在学中に東日本大震災が発生し、私の価値観は大きく揺さぶられました。「このままどこかの組織に埋もれて個性を無くして終わるより、自分にしか歩めない進路を選びたい」。そう決意し、卒業後は長野県の志賀高原スキーリゾートへ飛び込む。九州では決して味わえなかったスノースポーツの楽しさと大自然の厳しさ、そして国内外から集まる多様なアウトドアマンたちとの出会いは、私の見識を大きく広げてくれました。
◆ パタゴニアで学んだ、理念への共感と「伝える」価値
九州に戻り、パタゴニア日本支社に入社。アウトドアと環境危機に対して真摯に向き合う会社の思想に深く共感しての挑戦でした。 福岡店のセールススタッフとして勤務する傍ら、プロダクトトレーナーとしての役割も担当。深い商品知識を自分の中だけに留めず、チームの仲間へ、そしてお客様へと「伝えていく」ことの重要性と喜びをこの場所で学びました。
◆ 「足元からの健康」を届ける、ストライドでの店長としての挑戦
その後、スカウトをいただき株式会社ストライドへ転職。東京に次ぎ、全国2店舗目となる福岡店の店長として、店舗運営を任せていただくことになりました。
ウェアの知識は豊富だった私ですが、自身がハイキングやランニングで足の怪我を繰り返していたことから、次第に「フットウェア」の重要性に強く惹かれるようになっていきました。 実は私の母は、障害者手帳を持つほど足が悪く、幼い頃から「普段の生活から、正しい姿勢で過ごすことの大切さ」を身に染みて感じていたことも、この分野に興味を持った大きな背景にあります。
過度なサポートに頼るのではなく、足本来の自然な構造を活かすことで健康的な姿勢を取り戻す「ALTRA」や「LUNA SANDALS」といったブランドの哲学に深く共感しました。足元から人々の健康を支えるこの仕事は、ハイカーやランナーだけでなく、日々を歩むすべてのウォーカー、そしてカジュアルユーザーである医療関係者、トレーナー、足腰に不安を抱える高齢のお客様まで、実に様々なお客様から信頼をいただき、多くのファンを獲得することができました。
◆ 16店舗への急成長を支えた、幅広い経験とロジカルなマネジメント
会社が2店舗から16店舗へと急速に拡大していく中で、業務の幅も一気に広がりました。 店長としての店舗運営にとどまらず、多店舗展開に伴う新人スタッフの育成、全国の店舗用のSNSでのプロダクト発信、福岡と熊本の新規店舗の立ち上げ、ランニングやスピーカーイベントの運営、さらには様々なアウトドアアパレルやシューズブランドのオーダーまで、経営に近い幅広い領域に触れることができました。
現場の叩き上げではありますが、決して感覚だけに頼ることはしません。常にデータを意識した資料作成や現状分析を行い、スタッフとコミュニケーションを取る際にも「PDCA」や「KPI」を意識した対話を徹底してきました。情熱を持ちつつも、数字から逆算してロジカルに動く仕組みを作ることで、円滑で再現性のある店づくりに貢献してきた自負があります。
◆ これからの挑戦:「点」から「面」へ。より多くの人の命を守り、魅力を届ける
これまで、店舗という最前線で一人ひとりのお客様と丁寧に向き合ってきました。しかしこれからは、一店舗という「点」の関わりを超えて、プラットフォームの力を使ってより多くの人の命を守り、大自然を楽しむきっかけを「面」で届けていきたいと考えています。
人が自然と関わり、健康に、そして安全に人生を豊かにしていく。そのための新しい仕組みづくりに、これまでの現場経験とマネジメントスキルを全て注ぎ込んで挑戦したいです。