暖房方式別:年間暖房kWhの“出やすい帯”
暖房方式別:年間暖房kWhの“出やすい帯”
(※同じ家でも、住まい方・室温設定・換気・日射取得で上下します)
1) エアコン主体(ヒートポンプ)
いちばん省エネになりやすい方式。
- 年間暖房電力量(G2目安):7,000〜11,000 kWh/年
- 特徴:外気温が下がるほど効率(COP)が落ちるが、総合的に強い
- 相性:高断熱・高気密ほど真価(G2/G3どちらも◎)
👉 G2→G3差額(電気30円/kWh、削減15%想定)
- 7,000kWhなら:約31,500円/年
- 11,000kWhなら:約49,500円/年
2) パネルヒーター(電気ボイラー・ヒートポンプ温水)
ここは熱源で二極化します。
A) 電気ボイラー(抵抗加熱)系
電力消費が大きくなりやすい。
- 年間暖房電力量(G2目安):10,000〜16,000 kWh/年
👉 差額(30円/kWh、15%)
- 10,000kWh:45,000円/年
- 16,000kWh:72,000円/年
B) ヒートポンプ温水(HP)系
エアコン寄りに改善。
- 年間暖房電力量(G2目安):8,000〜12,000 kWh/年
3) 床暖房
床暖も「熱源」で大きく変わります。
A) 電気式床暖(電熱)
- 年間暖房電力量(G2目安):12,000〜18,000 kWh/年(広く入れるほど増)
👉 差額(30円/kWh、15%)
- 12,000kWh:54,000円/年
- 18,000kWh:81,000円/年
B) 温水床暖(ヒートポンプ温水)
- 年間暖房電力量(G2目安):9,000〜13,000 kWh/年
方式別に見る「G3の効き方」
G3(外皮強化)の効きは、ざっくり言うと
- 暖房負荷が大きい方式ほど(=消費kWhが大きいほど)
→ “削減額”は大きく見えやすい - ただし、同時に
→ 設備側の効率差(COPの違い)の影響も大きい
つまり、
- 省エネ重視なら:エアコン主体+G2でも十分強い
- 快適最優先で外皮も極めるなら:**G3+(HP温水など高効率熱源)**が美しい組み合わせ