看護師からIT職を目指す理由
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看護師からIT職を目指す理由
看護師1年目の頃、勤務していた病院で電子カルテシステムの大規模な変更がありました。導入直後は、病院全体のシステムが停止したり、操作に慣れず現場が混乱したりと、業務に大きな影響が出ました。
一方で、患者呼び出しシステムの導入やモバイル端末での情報入力など、システムによって業務が大きく効率化される場面もありました。現場で働く中で、ITシステムは医療者の働き方や患者さんへの対応を、良くも悪くも大きく変えるものだと実感しました。
また、システム上の分かりにくさや操作ミス、誤入力・誤表示がインシデントにつながる場面もありました。医療現場では、一つの表示や入力のしやすさが安全性にも直結します。その経験から、現場を理解したうえで、使う人にとって分かりやすく、安全で、業務を支える仕組みを作ることに強い関心を持つようになりました。
現在、日本の医療現場では慢性的な人手不足が続いています。私自身も、病床数の削減や人員不足による業務負担、夜勤や残業によって心身に不調をきたす医療者を目の当たりにしてきました。看護師として目の前の患者さんに向き合うことには大きな意義がありますが、個人の努力だけで解決できる範囲には限界があるとも感じました。
だからこそ、医療を支える仕組みそのものを改善する側に回りたいと考えるようになりました。ITやAIを活用することで、医療者の負担を減らし、患者さんにより安全で質の高い医療を届けられる環境づくりに貢献したいです。
将来的には、医療現場での経験を活かし、現場の課題を正しく理解したうえで、医療・ヘルスケア領域や業務改善に関わるプロダクト開発に携わりたいと考えています。