【第21回】梨|乾燥しやすい肌に潤いを与える食材
こんにちは。
オンド.comの田中鉄也です。
今回から第2章「肌の乾燥を防ぐ食材」に入ります。
第1回では美肌を支える果物として梨をご紹介しましたが、今回は特に、肌の乾燥対策という視点から梨について考えていきます。
梨の水分と食物繊維
梨は水分を多く含み、みずみずしい食感が特徴の果物です。
乾燥する季節や、喉の渇きを感じるときに、食事の一部として取り入れやすい食材です。
また、梨には食物繊維も含まれています。
肌の乾燥が気になるときは、保湿だけでなく、水分補給や食事、腸内環境など、身体の内側にも目を向けることが大切です。
薬膳では「潤い」を補う食材
薬膳では、梨は身体に潤いを与え、乾燥をいたわる食材の一つとして考えられています。
喉や口の乾燥が気になるとき。
肌がカサつきやすいとき。
空気の乾燥を感じる季節。
このような場合に、梨を取り入れてみるのもよいでしょう。
ただし、梨を食べれば肌の乾燥が改善するという意味ではありません。体質や生活習慣と合わせて考えることが大切です。
生で食べるか、加熱するか
梨は、生で食べると、みずみずしさと爽やかな甘みを楽しめます。
一方で、冷たいものを食べると身体が冷えやすい方や、胃腸が弱っている方は、加熱して食べる方法もあります。
おすすめの食べ方には、次のようなものがあります。
- 梨と白きくらげの煮込み
- 梨とはちみつの温かいデザート
- 梨とヨーグルトの組み合わせ
- 梨を使ったコンポート
- 梨と鶏肉の煮込み料理
身体の冷えを感じるときは、常温に戻してから食べたり、温かい料理に加えたりするとよいでしょう。
乾燥対策には水分補給も必要
梨には水分が含まれていますが、梨だけで必要な水分を補えるわけではありません。
普段から水やお茶などを適切に飲み、身体の水分不足を防ぐことが大切です。
また、肌の乾燥には、次のような要因も関係します。
- 空気の乾燥
- 紫外線
- 睡眠不足
- ストレス
- 入浴後の保湿不足
食事だけでなく、日々の生活習慣やスキンケアも合わせて見直していきましょう。
梨は季節の潤いを楽しむ果物
旬の梨は、自然な甘みと水分を楽しめる果物です。
無理に毎日食べる必要はありません。
乾燥が気になるときや、さっぱりしたものを食べたいときに、体調に合わせて取り入れてみてください。
肌の状態が強く悪化している場合や、かゆみ、赤みなどが続く場合は、食事だけで対処せず、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。
次回は、乾燥対策に取り入れやすい食材として白きくらげについてご紹介します。
食べ物は薬である。
その理念のもと、毎日の食事を通して、身体の内側から健康と美容を支えていきましょう。
By 田中鉄也 オンド.com