【山村風太】フリーランスエンジニアが実践する、信頼されるための仕事の進め方
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フリーランスエンジニアとして活動する中で、
技術力と同じくらい大切にしているものがあります。それは「信頼」です。
大手SIerで基幹システムの開発や保守を経験していた頃は、
組織の看板が信頼を担保してくれました。
でも、個人として仕事をする今は、すべて自分次第。
一度失った信頼を取り戻すのは、想像以上に難しいと実感しています。
では、どうすれば信頼されるエンジニアになれるのか。
私が実践している仕事の進め方を共有します。
透明性のあるコミュニケーション
進捗報告を細かく行い、問題が起きたら即座に共有する。
「報告しづらい」と感じる状況ほど、早めに伝えることを徹底しています。
クライアントが最も不安になるのは、状況が見えない時です。
期待値のコントロール
できることとできないことを明確に伝える。技術的に難しい要求には代替案を提示し、
納期が厳しい場合は初期段階で調整を提案します。
過剰な期待を持たせないことが、結果的に信頼につながります。
品質へのこだわり
スタートアップ案件ではスピードが求められますが、
それでもコードレビューとテストは省略しません。
フロントエンドからバックエンド、インフラまで幅広く対応する分、
各領域で最低限の品質基準を守ることを意識しています。
責任を持って完遂する
途中で投げ出さない。困難な状況でも、最後まで解決策を探し続ける姿勢を持つ。
これは大手SIer時代に叩き込まれた価値観ですが、今でも変わりません。
技術力はもちろん重要です。
でも、それ以上に「この人なら安心して任せられる」と思ってもらえるかどうか。
それがフリーランスとして継続的に仕事を得られるかの分かれ目だと思っています。