艶を求めて ― 触れたくなる髪はどうつくられるのか(艶重視メニュー紹介付き)
艶を求めて ― 触れたくなる髪はどうつくられるのか(艶重視メニュー紹介付き)
年齢とともに気になり始める「パサつき」や「乾燥」。
毎日丁寧にケアしているはずなのに、どこか髪が疲れて見える——
そんな悩みを抱える方は少なくありません。
実は、美しい髪の鍵は “艶” にあります。
艶があるだけで、髪は驚くほど若々しく、上品に見えるもの。
今日は、サロンで大切にしている“艶をつくる考え方”と、
艶を最大限に引き出すメニューをご紹介します。
■ 艶は「設計」で生まれる
艶を出すためには、ただトリートメントをするだけでは不十分です。
本当に艶を引き出すには、
- カラーの明度
- 色味の選び方
- 髪質に合わせた薬剤
- ダメージレベル
- 乾燥しやすい季節のケア
これらを組み合わせた “艶の設計” が必要です。
例えば、
・赤みが強い髪には、くすませすぎないグレージュ系+内部補修
・エイジング毛には、PH調整をしながらカラーの艶をキープ
・細毛には、軽さを残しつつ密度を補う仕上がりに
艶は「素材」と「デザイン」の掛け合わせで完成します。
■ 艶を引き出すカラーの選び方
艶を最大限に感じられる人気色は、こちらの3つ。
● グレージュ
柔らかさと透明感を両立し、自然な艶を演出。
● ベージュ
肌色を明るく見せながら、しっとりと優しい艶感に。
● ピンクベージュ
血色を良く見せる効果があり、品のある艶が生まれる。
どれも光の当たり方で質感が変わり、
「つるんとした膜」のような仕上がりになります。
白髪が気になる方には、
白髪ぼかし×艶カラー の組み合わせが非常におすすめです。
■ 艶の敵は“乾燥”と“ダメージ”
艶の低下は、次の要因で起こります。
- ヘアアイロンの熱
- 紫外線
- カラーの繰り返し
- 季節的な乾燥
- 洗浄力の強いシャンプー
- キューティクルの乱れ
髪は一度ダメージを受けると自然回復しないため、
早めの補修と継続的なケアが不可欠です。
そこで、サロンでは“艶を最優先に考えたメニュー”を用意しています。
🌿 ■ 艶重視メニューのご紹介
髪質改善だけでなく、
「艶を長く保つこと」をテーマに開発したメニューをまとめました。
① 艶カラー(透明感+補色設計)
特徴:
- 髪の黄ばみ・赤みをコントロール
- 表面の光の反射を整える
- 柔らかい手触りとツヤ感が長持ち
おすすめの方:
- カラー後すぐに退色が気になる
- 艶が出にくい髪質
- 白髪ぼかしと併用したい方
② 艶トリートメント(内部補修 × 表面コーティング)
特徴:
- ダメージでスカスカになった内部を集中補修
- その上からキューティクルを整える“二層構造”
- しっとりなのに重くならない自然な艶
おすすめの方:
- 髪が広がりやすい
- 手触りを根本から良くしたい
- 乾燥ダメージが蓄積している方
③ 艶髪エステ(カット+カラー+補修を一度に)
特徴:
- 素材を綺麗に整えるメンテナンスカット
- 艶を引き出す透明感カラー
- シャインブースト処理で“光沢仕上げ”
おすすめの方:
- とにかく艶を出したい
- まとまり・手触りも改善したい
- 定期的に髪質を育てていきたい方
④ 艶キープホームケア指導
ご希望の方には、
髪質に合わせた“艶を守る自宅ケア”をご提案します。
- 熱ダメージを最小限にするドライ方法
- カラーが抜けにくいシャンプーの選び方
- UV対策
- オイルの使い方
“サロン帰りの艶”を長くキープできます。
■ まとめ ― 艶は手間ではなく「正しい方法」で変わる
艶があると、髪は若々しく、清潔感があり、
どんなヘアスタイルも美しく見えます。
大切なのは、
髪質や状態に合わせて「艶が出る設計」をすること。
今の髪に“艶が足りない”と感じたら、
ぜひ一度ご相談ください。
あなたにとって最も美しく見える艶を、
丁寧にデザインさせていただきます。