焦りが一番のダメージ原因だった話
焦りが一番のダメージ原因だった話
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美容学生の頃、
ダメージが出ると
「技術が足りなかったんだ」と思っていました。
ハサミが下手だった。
経験が少なかった。
まだ早かった。
でも、何度も振り返るうちに、
一つはっきりしてきたことがあります。
一番のダメージ原因は、技術不足じゃなく“焦り”だった。
焦ると、全部が雑になる
焦っているときの自分を思い返すと、
だいたい同じ状態でした。
- 時間を気にしている
- 周りと比べている
- 早く形にしたいと思っている
この状態になると、
- 力が強くなる
- 確認が減る
- 判断が単純になる
結果、
触らなくていいところを触り、
切らなくていいところを切る。
ダメージは、
静かに積み重なっていました。
焦りは「何かしなきゃ」を生む
焦っていると、
手を止めるのが怖くなります。
何かしていないと、
置いていかれる気がする。
でも実際は、
焦って動いた一手が、
一番取り返しがつかない。
落ち着いていれば、
見えたはずのことが、
見えなくなる。
落ち着いている日は、失敗が少ない
逆に、
失敗が少なかった日を思い出すと、
- 時間に余裕があった
- 比較をしていなかった
- 一つ一つ確認できていた
そんな日でした。
特別うまく切れたわけじゃない。
でも、
大きなダメージは出なかった。
それだけで、
仕上がりは安定していました。
焦りを止める方法は、止まること
焦りを感じたら、
無理に動かない。
- 一度ハサミを置く
- 全体を見る
- 深呼吸する
たったそれだけで、
判断はかなり変わる。
焦りを消そうとするより、
焦っている自分に気づくことが大事でした。
美容学生の今、いちばん大切にしたいこと
技術を増やすより、
スピードを上げるより、
焦らない状態を作ること。
それが、
髪を守り、
自分を守る。
焦りが減った分、
判断は丁寧になり、
ダメージも減りました。
まとめ
ダメージは、
ハサミのミスより先に、
心の状態から生まれる。
焦りが、一番のダメージ原因だった。
このことに気づけた今、
実習への向き合い方が、
少し変わりました。