◆ うちのマンションの給水方式はどっち?
◆ うちのマンションの給水方式はどっち?
直結増圧式と受水槽式をやさしく説明します
■ マンションの「給水方式」には2種類あります
毎日使っている水が、
どんな仕組みで家まで届いているのかご存じでしょうか?
マンションでは主に、
① 直結増圧式 ② 受水槽式
のどちらかで水が供給されています。
◆ 1. 直結増圧式(ちょっけつ・ぞうあつしき)
水道本管から直接マンションへ水を送り、
ポンプで圧力を高めて各戸に届ける方法です。
◎ メリット
- 受水槽(大きな水槽)が不要
- 新鮮な水がそのまま届く
- 設備スペースが少なくて済む
▲ 注意点(災害時)
- 停電するとポンプが止まり、水が出なくなる
- 配管のどこかが壊れると断水しやすい
→ 「停電=断水の可能性が高い」 という点を覚えておくと安心です。
◆ 2. 受水槽式(じゅすいそうしき)
一度マンション内の受水槽に水をため、
そこからポンプで各家庭に送る方法です。
◎ メリット
- 一時的な断水の際は、受水槽の残り水で少し余裕がある
- 中・大規模マンションでよく採用される
▲ 注意点(災害時)
- 受水槽が揺れや汚れで使えなくなることがある
- 停電ではやはりポンプが止まり断水
- 建物の揺れで濁水が出ることも
→ 水質や受水槽のチェックが重要な方式です。
◆ 3. 結局どちらがいいの?
どちらにも長所があり、
マンションの構造・築年数・地域の水圧などによって方式が決まります。
大切なのは、
「自分のマンションの方式を知り、弱点に合わせて備えること」 です。
◆ 4. どちらの方式でも“共通して必要な備え”
災害時は、次のようなトラブルが起きやすい点は共通です。
- ポンプ停止による断水
- 濁水(赤水)が出る
- 排水制限がかかる可能性
- エレベーター停止で水の運搬が大変になる
そのため……
✔ 飲料水(1人1日2〜3ℓ)
✔ 簡易トイレ
✔ モバイルバッテリー
✔ 生活用品を少し多めに
これだけで災害時の困りごとは確実に減ります。
◆ まとめ
- 直結増圧式: 新鮮な水が届くが、停電に弱い
- 受水槽式: 一時的に水が残るが、水槽管理が必要
- どちらも 停電→断水の可能性がある ため備蓄が大切
給水方式を知ることで、
「何に気をつければいいか」「どこを重点的に備えるか」が見えてきます。