数字が動くデザインの秘密
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こんにちは!栗山和暉です。
みなさんは、ウェブサイトのデザインと聞いてどんな仕事を思い浮かべますか。おしゃれな色を選んだり、かっこいいイラストを配置したりする、華やかな作業を想像する方が多いかもしれません。でも、私が日々行っているデザインの本質は、少し違います。私にとってデザインとは、絵を描くことではなく、企業の困りごとを解決するための仕組みを作ることです。見た目の美しさはもちろん大切ですが、それ以上に、そのサイトがどれだけ会社の役に立っているかという結果を何よりも大切にしています。
以前、ある会社のイベントに人を集めるための縦長のウェブページを手掛けたことがあります。そのページはすでに存在していたのですが、なかなか思うような成果が出ていませんでした。そこで私は、訪れた人の心の動きをじっくりと観察し、どこで読むのをやめてしまっているのかを数字から分析しました。文章の順番を少し入れ替えたり、ボタンの色や大きさを変えたり、スマートフォンの画面で見たときに押しやすい位置へ配置し直したりしました。その結果、ページを訪れた人のうち、実際に申し込んでくれる人の割合が、以前の2倍以上に増えたのです。
このとき私が変えたのは、表面的な見た目の美しさだけではありません。訪れた人が何を求めていて、どう動けばストレスなく目標にたどり着けるかという、目に見えない心の動線を整えたのです。デザインの力とは、人の行動を優しく、そして確実に変える力のことだと私は信じています。どんなに立派な見た目のサイトであっても、誰もボタンを押してくれなければ、それは機能していないのと同じです。だからこそ私は、サイトをただ作って終わりにするのではなく、公開された後もデータを見つめ、もっと良くできるところを探して手を加え続けます。
ウェブサイトは完成した瞬間がゴールではなく、そこからが始まりです。まるで植物に水をやるように、日々の反応を見ながら少しずつ形を変え、成長させていく。その地道な繰り返しの中にこそ、ビジネスを大きく動かす本当の楽しさがあります。これからも、見た目の先にある成果にこだわり、企業の成長を支えるパートナーとして走り続けたいと思います。