被写体の本質を捉えるとは、その人の感情を写し取ること
Photo by Hannah Busing on Unsplash
初めまして。多賀朋毅です。
「いい写真」って何だろうと、ずっと考えてきた。
技術的に正確な写真が「いい写真」かというと、そうとは限らない。
構図が完璧でも光が美しくても、何かが足りないと感じる写真がある。
逆に、少し荒削りでも、見た瞬間に胸に刺さる写真がある。
その違いはどこにあるのか。突き詰めると、「感情が写っているかどうか」だと
思っている。
都内のスタジオで働いていたころ、人物撮影の難しさを体で覚えた。
被写体がカメラを意識すると、表情が固まる。
自然な姿を引き出すために会話をする、場の空気を変える
あえてシャッターを切らない時間を作る。
技術よりも、その場の関係性の作り方の方がずっと重要だった。
広告制作会社での経験で、もう一つ学んだことがある。
商業写真には伝えるべきメッセージがある。
でも、メッセージを「説明しようとした写真」は、見る人に届きにくい。
感情を通してメッセージが自然に伝わるとき、写真は初めて機能する。
本質を捉えるとは、その人の感情を写し取ることだと確信したのはそのころだ。
独立した今も、撮影前のヒアリングと対話に一番時間をかけている。
どんな想いでその仕事をしているか、今どんな状態にいるか。
それを知らずにシャッターを切っても、表面しか撮れない。
Wantedlyを通じて、写真の力を本気で信じてくれるクライアントや仲間と出会えたら
嬉しいです。