日本でキャリアを再スタートしたい
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広告・映像業界に入る前、私は工場で7年間、技術職として働いていました。学生時代はあまり勉強が得意ではなく、両親が自分たちの人生経験をもとに進路を決めてくれました。
映像の仕事が好きだという気持ちは20歳の頃から少しずつ強くなっていましたが、実際に転職できたのは27歳になってからでした。
業界に入った当初から、年齢に対する不安がずっとありました。その不安があったからこそ、止まらない機械のように12年間、学び続けてきたのだと思います。
カメラ、編集、合成、3DCG、アニメーション、VFX……本当にこれらが大好きです。この12年の間、ほぼすべての工程を少しずつ学び、実際に手を動かしてきました。ただ、どの分野も知識が海のように深く、十分に掘り下げられたとは言えません。止まるのが怖くて、ずっと走り続けてきました。
4年前、妻と一緒に日本に来ました。私たちは、この穏やかで温かさのある社会が大好きで、ここで人生を過ごしたいと思っています。
妻はとても優秀で、語学も驚くほど早く身につけ、良い会社で働いています。一方で私は口下手で、時間をかけて勉強しても、なかなか話せるようになりません。この数年は、過去の仕事のつながりに頼って、外注の仕事を続けてきました。
でも、それだけではいけないと思っています。日本で生活していく以上、この社会とつながらずにいるわけにはいきません。
改めて自分のスキルを振り返ると、長所と短所がとてもはっきりしていることに気づきました。長所は、これまで話してきた通り、幅広い工程を経験していることです。多くのソフトを使えるだけでなく、ドローン撮影や簡単なプログラミングもできますし、プロジェクトを受けたときに、自然と全体の制作フローを組み立てられるタイプです。
一方で短所は、胸を張って出せる作品が少ないこと、そして何より美術が得意ではないことです。これは正直、とても悔しい部分です。
だからこそ、チームの一員として働けたらと思っています。自分の弱い部分を誰かが補ってくれて、逆に自分の強みがチームの支えになる。
そんな関係が作れたらいいなと、想像するだけで少し笑ってしまいます。