企画から実装まで、プロダクト開発を全部やってみた話
これまでWeb領域での受託制作・開発に多く携わってきましたが、納品したら終わり、ということも少なくなく、今後は継続的にブラッシュアップし続けられるような環境(例えば自社サービスに携わるとか)も目指して転職活動を行っています。
そこで実務に近い形でPdM的な経験値を増やそうと、サービスの企画から設計、実装、テストまで一連の流れを実際に行ってみることにしました。
なお実際に作ったサービスはご縁のあった企業様にのみ公開しております。
このエントリーを読んで少しでも気になったら、お気軽にご連絡ください。
目次
前提
企画と判断材料を揃える
要件定義・設計
製造・テスト
まとめ
前提
まず以下の点だけ最初に決めました。
- トータル期間を1.5ヶ月と区切ること。
- 今回は小さなサービスなのでSPAとする。
- AIに任せる部分と自分が担う部分を判断しながら進めること。
- サービスは公開しないが、仮に実際に売り出すことを想定してLPも作る。
ダラダラ続けても意味がないので期限を決める。
そして期間内でどこまでできるかを試すために効率化も図り、自分の頭で考える部分とAIにタスクを任せる部分を判断しながらAIと共創するような進め方を取ることにしました。
企画と判断材料を揃える
まずは何を作るか、どうやって作るか。
今回は私が普段から感じている課題をテーマに、「天気痛」に着目したサービスを作ることにしました。
天気痛とは...
低気圧の接近や寒暖差など天気の変化に頭痛、めまいなどの症状が表れること。
症状の種類や程度は人によって様々。まずは他社サービスを調査。
得た情報をもとに、AIとの壁打ちを行いながら他サービスとの差別化ポイントや具体的なアイデア出しを始めました。
特にアイデア段階で具体的な実現方法もAIに確認しながら進められたことで、より具体的にゴールを見据えながらアイデアを練ることができました。
さらに今回は「全工程」なので、実際の流れを想定してアイデアを基に以下を作ることにしました。
- 企画書
- 損益計算、キャッシュフロー
損益計算やキャッシュフローについては受託案件だと携わらない部分のため、なんとなく言葉を知っている程度ですが、仮の目標値を決めて予算を出し、撤退か継続かの判断をいつどの指標で行うかなど、AIに相談しながら作りました。
先述の通り、どちらかというとお客様からの依頼・要望を形にする仕事が多かったので、「どうやってサービスを継続させるのか?」まで考えてみるのは良い学びになったと思います。
要件定義・設計
今回のサービス規模は小さいため、設計は基本設計とUI設計までとしています。
ただし、製造工程でAIに仕様を伝えるためにも、しっかりとドキュメント化しました。
要件定義、基本設計ともに各20スライド分くらい。
それでも見落としは出るので、レビューは任せた方が圧倒的に早い。
製造・テスト
ここまでは、自身で判断する部分とアイデアを練ることに集中するため、部分的にAIに任せてきましたが、製造はAIに任せます。
今回はプログラミング自体は目的ではないため、私はコードを確認してリファクタリングを指示する程度としました。
また要件定義書・設計書を基にテスト項目をAIに用意してもらいました。
以上により期間と作業コストともに大幅にカット。
結果、目標としていた1.5ヶ月で全工程が収まりました。
その後、実際にユーザーとして使って初めてわかる改善点も見つかり、適時改修しながら便利に使えており、課題解決にも繋がったと感じています。
まとめ
プレイングマネージャとして提案資料を作る、プレゼンもする、マネジメントしながらコードも書く、といった経験と比較して、今回のプロジェクトの中でやったことに特段大きな差はなかったように思います。
しかし、私が考えたり思考を巡らせる部分に集中できたことで、限られた期間の中で効率良く進行できた点は良かったと思います。
そして今回は裏テーマとして「私の仕事をアウトプットする」事もありました。
私が具体的にどのように仕事をするか、用意したドキュメント類や完成したサービスを実際に見ていただいて、少しでも私を知っていただく材料になれば、という意図です。
その意図は十分に果たせたと感じています。